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みみをすます

瞬間

2022.11.19 10:36

まだ夜明け前の暗闇のなか、ストーブに火をつける。

始まった今日という1日が、何にも縛られず、自由自在に使える冬前の最後の1日だった。

まだまだやりたいこと、やり残したことがあるなかで、手放すもの、避けられないものを選び、優先順位をつけて、へたなことに時を持っていかれないよう今日1日を明確に思い描く。

自分の心を解放させて創造的に思い切り生きられる瞬間が人生のなかでどれだけあるのか、そして作れるのかと、、ふと思う。


そして夜は明けて、時はながれてゆく。


頼まれた木の伐採、夏に切り倒した木の片付け、蜜蜂の冬囲い、薪の支度、明日の準備。

ひとつひとつを落ち着いてこなすと、怪我なく予想以上に早く仕事が出来、余裕が生まれた。

そのご褒美に、夕暮れの間近の少しの時間に、裏の山に入ることが出来た幸せ!

裏のばあちゃんがムキタケが好きだというので、採れることを願って歩き回ると、びっしりとはえる立ち枯れの木と出会えた。

歩けば歩くほど不思議と元気が出てくる山のなか、一呼吸つくときに出会う世界の美しさ、見えない生気がここには充満している。

そして明日の20日、旧玉梨小学校で「おくあいづかねやま手づくりマルシェ」が開かれます。

秋の風のもと、焚き火を囲んで芋煮に、皆が作った渾身の新米をたべ、本屋さんに、珈琲屋さん、ふんどしに糸、ドライフラワー、薪割り体験にサウナ等々、ゆるやかなに皆で秋を満喫します♪