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Fashion source: Daily Journal

映画『ジェーン・エア』鑑賞。

2012.12.04 18:02

映画『ジェーン・エア』がDVDになったばかりのようで、
マイケル・ファスベンダーファンとしては、早速、TUTAYAで借りてきました。

1847年に英国で出版されて以来、何度も映画化されてきたそうです。
日本でも、舞台化されています。





■予告編


■インタビュー

公式サイト

【あらすじ MovieWalkerより】

両親を亡くしたジェーン・エアは、引き取られた伯父も亡くし、その妻と息子のいじめに遭う。寄宿学校では教師たちから虐げられるなど孤独で不遇な幼少時代を経て、ジェーンは前向きな心と自由な生き方を追求する。学校卒業後、ジェーン(ミア・ワシコウスカ)はソーンフィールド館の家庭教師となる。屋敷の主の姿を見ぬまま3カ月が経ったある日、見知らぬ男の馬を驚かせて落馬させてしまう。その男こそ、屋敷の主ロチェスター(マイケル・ファスベンダー)だった。気難しげなロチェスターはジェーンに横柄な質問を投げかけるが、ジェーンはありのままに素直に答える。深く知りあううちに、互いの感性や人間性に惹かれあう二人。そしてロチェスターはジェーンに求婚、彼女もそれに応える。幸せの絶頂にあった結婚式の当日、ジェーンはロチェスターには屋敷に幽閉された妻がいることを知る――。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

 私は、初めて観たのですが、なんともいえない感情移入となりました。
鑑賞後、2時間経過しているのに、まだ心の中に何かが残っています。

 まず、映画の舞台となるお屋敷、自然など、素敵すぎます。また、衣装は、すべて手作りだそうで、場面ごとの感情、人物の背景、気持ちを反映しているかのように、芸術的な素晴らしいものでした。

 ジェーン・エアーが辛い境遇でありながらも、子供のころから、ありのままの生き方を変えないところに胸を打たれます。主人と使用人の関係ですが、ジェーンは、対等に話すところも、自分のままでいることを大切にしているように感じました。19世紀のことですから、今よりもそれは、もっと難しい世の中なのにです。

 また、恋に落ちる感情とか、相手と愛が通じ合ったときの感情とか、愛されていることが信じられない感情とか、屋敷を出てからも、その愛を忘れられない感情とか・・・。観るものの感情を揺さぶってくる素晴らしい演技でした。

 マイケルファスベンダー演じるロチェスターも、幽閉された妻がいることを、ジェーンに話せなかった気持ちとか、まっすぐなジェーンに惹かれていく感じとか、その感情の動きに、こちらも共感せずにはいられません。 
 
 ジェーンは、清らかにながれる水のようです。ロチェスターが妻を隠していたことにも、怒ることなく、共感してしまうところに、愛を感じました。それでも、やはり、辛すぎて屋敷を飛び出してしまうのですが・・・・。

 魂の通う愛というものを、体感させてくれたかのような映画でした。