米国株市場は相場急落を克服へ: JPモルガン
2018.03.26 20:11
米国株市場は相場急落を克服へ: JPモルガン
Bloomberg 2018年3月26日 10:32 JST
→資産配分は4-6月期も引き続き成長志向にする必要
→市場安定のための4条件のうち2つは満たされた
JPモルガン・チェースによると、米国株は悲惨な週を経たにもかかわらず、4-6月(第2四半期)に向けて市場の状況は良好に見えるという。
ジョン・ノーマンド氏ら同行ストラテジストはS&P500種株価指数が1週間で6%下落した23日にリポートで、安定性の条件が恐らく4-6月期に整うだろうと分析し、資産配分は引き続き成長志向にすべきだと記した。ただ、貿易戦争の可能性は経済成長に脅威との見方も示した。
ストラテジストらはリポートで「市場安定のための4条件のうち(抑制されたインフレとあまりタカ派寄りでない米連邦準備制度の)2つが満たされており、(安定した活動データと貿易紛争の緩和)の残り2つは4-6月期に整う可能性がある」と指摘した。
望ましい資産配分として、債券に対して株式をオーバーウエートすることや金融株、工業株、石油株のロング(買い持ち)のほか、新興国市場での選別的ロングなどを挙げた。
原題:JPMorgan Sees Market Overcoming Stock Rout, But Beware Trade War(抜粋)
===Bloomberg記事(ここまで)===
以下 文責 マリヤ・マグダレナ
大きな変化はないと判断しました。