アマゾンFW東京が閉幕、五十九ブランドに二万四千人
【高級ファッション報道】 東京コレクションの中核『アマゾンFW東京二〇一八秋冬/日本ファッション・ウィーク推進機構』が平成三十年三月二十四日に閉幕した。主会場は渋谷ヒカリエと表参道ヒルズ。会期中に五十九のブランドがコレクションの発表を行った。十九日からの六日間で二万四千人が来場した(二十五日発表時点)。
関連イベントは三十以上を実施した。今季の公式アンバサダはハリー杉山(乙丑)。若い世代にファッションの魅力を発信する公式ニューエイジ・アンバサダは藤田ニコル(戊寅)だった。冠スポンサのアマゾン ファッションが展開する、日本のファッションやデザインのコミュニティへの継続的支援を目的としたプログラムの一つである「アマゾン ファッション“AT TOKYO”」 や一般参加が可能な展示会、パーティ等も多数開催した。
国際化の継続的推進としては、四年目の「アジアン ファッション ミーツ東京」がアジアのハブとしての東京が定着しつつある。今季の本プロジェクトではインドネシアから二ブランドが参加した。海外からのインフルエンサ誘致も積極的に行った。主催から二名、その他JETRO、経産省、東京ファッション アワードより誘致した。グローバル展示会とも連携した。「英国ウィメンズファッション」、「ロンドン マーケット東京」と「MAN/WOMAN東京」。
デザイナ支援推進としては、本年度に「ファッション プライズ オブ東京」を新設。既に国内外で知名度のある東京のファッション デザイナを一組選定・表彰し、パリでのファッションショー形式のコレクション発表をサポートするプロジェクトだ。受賞ブランドは「mame」。凱旋イベントを今季の初日に最初のプログラムとして行った。また、業種・地域を超えたコンソーシアムの枠組みを通じ、ファッション産業全体のオープン イノベ ーションを目指した「若手デザイナ支援コンソーシアム」プロジェクト設立の記念イベントを実施した。