整理整頓がはかどらないある理由。
「整理整頓、掃除」が苦手な方の思考について、
今日は新しい理由を発見しました。
掃除を始めようとすると、
品々を見ては、過去のことを思い出してしまって
回想に耽っているうちに日が暮れているそうでした。
それを聞いて、私が思ったのは、
「思いだすこと」がきっと必要だからそうやって手が止まるわけですから
思い出の品々を「写真に収める」のはどうか?と提案してみました。
すると、ご本人とても納得のご様子で、
捨てることはできそうだと言っていました。
そして、「思い出のアルバム」を作ろうと言っていました。
しかし、なぜ「過去の回想」が必要なのでしょうか?
セッションを進めていく中でさらに深まったのです。
Yさんは、家を買うとか、
全く未知なる新しい取り組みに関しては、いいタイミングで進め、
ある行動では、すんなりと進めず、後ろ髪を引かれている感じがあり
石橋を叩いて、叩いて、砂利道にしてからでないと進めないそうなのです。
おそらく、Yさんの中にAとBという心の住人がいて、
A・・・ニュートラルに対応できている。現在の自分。
B・・・引っ張るもの。過去の経験から心配に思うつぶやき。
誰かから言われた過去の言葉。
このようになると思います。
つまり、Bが、過去のことで納得していないことがあるのだと思うのです。
こんなときは、ちゃんとBの声に耳を傾けることが必要です。
Bがでてきたら「いつの誰だい?」とBの声に耳を傾けてあげる。
何に納得していなかったのか?話を聞いてみる。
Aは、今の自分。以前はできなかったけど、今はできる自分。
だから、もう大丈夫なんだよ。とBに話してあげる。
それと、冒頭で話した掃除の話がつながります。
きっと、Yさんは掃除をしながら、過去との対話を完了させれば、
一石二鳥で行動力もアップというわけです。
逆に整理整頓が得意な人は、その都度心の対話が行われて
消化しながら前に進めている人かもしれませんね。
今日は、掃除と心の関係がつながっているということを
Yさんとのセッションで証明できた感じがしました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
過去のことで納得できていないことは何ですか?