人間関係において、ショックなことが起こらないようにと壁を作ってしまった話。
あることがきっかけで、
もう、そういう辛い思い、悲しい思い、
ショックなことになりたくないからといって
そんなことが起こらないようにと、
はじめから「壁を作ってしまう」。
でも、壁を作っている自分にも違和感で、
本当は、みんなと仲良くやっていきたいのに
できなくなっていて、本来の自分が望んでいる方向にならなくて、
悩んでいました。
ちなみに、「壁を作っている」ことに気付いていませんでしたので、
ブログでは、「壁を作っている」ことに気付いたところから書いていきます。
以前の会社で、独裁的な上司がいて、とても困ったようです。
こんな人を上司にしてしまう会社にも不信感がつのり、
影で悪口を言う人たちもたくさん見てきて、
そういうのは、いやだから、自分は自分のことだけしていればいいや
という考えに至り、そういう仕事の仕方をしていたら、
「周りもみてあげて」と上の人に言われたそうです。
周りは変えることはできないから、
自分のことだけに集中していたら、
そう言われてしまったので、
ある意味、図星だったとか・・・。
しかし、そんな時の「周りもみてあげてね」と言う言葉は、
納得しづらいものがあったでしょう。
1人のことが発端で、周りに壁を作って行ったわけですから。
そして、人間関係を深めることを、あきらめてしまったようでした。
ある子育ての本を読んだのですが、
赤ちゃんがミルクが欲しくて夜泣きをしているとき、
「夜には泣いてもらっては困る」と、しつけしようとして
ミルクをあげないようになると、どうなるかというと、
次第に泣かなくはなるのでしょうが、
それは、「あきらめやすい子供に育つ」と書いてありました。
その話とつながって、
壁を作る行為は、1つの出来事がきっかけとなって、
人間関係をあきらめているとも言えると思いました。
「じゃあ、もういいや、と、あきらめなくて済むには
どういった考えを持ったらいいか?」と、質問をしたら
「そういう考え方を知りたいです」とかえってきたので、
その人の中に答えを見つけるために、
「その事件以前の自分はどうだったのか?」と聞いてみました。
すると、よく相談も持ちかけられるところがあり、
相手が長く話をしていても、ちゃんと聞くタイプで、
どんな人ともうまくやって行ける自分だったと言っていました。
つまり、うまくいっている時の自分は「相手を知ろうとしている」わけです。
壁を作っているというのは、「知ろうとする」が
抜けているとわかってきました。
相手がどんな人であろうと、「知ろうとする」状態というのは
いつでもこちらがシャッターが開いている状態です。
ある1人の上司がきっかけで、その後シャッターを閉めて、
お客様にも、会社の同僚にもそうしてしまったのです。
その1人が発端で、ずっと他の人にもシャッターを閉め続けるなんて、
人生もったいないですからね。
その人には、シャッターを閉めちゃってもいいと思いますが、笑
他の人には、開けておいていいのではないでしょうか?
まずは、過去の出来事から引きずってしまって、
「無意識に閉める状態」になろうとしている自分に気付くところからですね。
「あ、いま閉めようとした、いやいや!開けておこう!」
そうやって、無意識に閉めていた部分に意識してみることで
だんだんと心が広くなった自分にも嬉しくなって、
相手へも安心感を提供できるから、
自己満足度もアップすると思います。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
過去に納得できていない出来事は何かありますか?