過去を承認する。
2010.10.18 03:22
最近、セッションで「過去を承認する」というのが流行っているのです。
流行っているという言葉を選んだのですが、そういう風に感じているので。
年齢は様々ですが、30歳位が多いですね。
いつも前を向いて、やりたいことをやって前進してきていても、
ある日、願望がないことに気づき、燃え尽きを感じる。
新しくやりたいことが見つからない、目標、欲求が浮かばなくなった自分に焦る。
頑張ってきた人は、そういう風になりがちです。
そんな時でも、これまではやりたいことを見つけて前進してきたから
また何か新しいことをしなくちゃいけないんじゃないか?
ってなったりするのですが、新しいことと言うよりも
過去に何かが眠っていると考えたほうがつながる気もします。
そこで、過去を承認する作業が必要になると思います。
私は、講演や小冊子を書くことによって、
自然と過去承認をしてきたんだと思います。
32歳のクライアントさんは、過去の自己承認ということで
昔の写真をいろいろと見ていたら、がんばってきたことを
認められるようになったと言っていました。
そんな時に、モデルの梨花さんの目標がいつも変わらず「雑誌の表紙を飾ること」
というのを目にして、私もこれからもずっと同じことを継続していくことが
本当にやりたいことなのかもしれないと思ったそうです。
30代以降になると、新しいことが必ずしも変化ではないのかもしれないですね。
点が線に。
そのクライアントさんがこんなことをおっしゃっていました。
「今やっていることは、きっと未来からしたら承認できることになる」
その言葉を聞いて、瞬間的に「名言!」と思えました。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
昔の自分について、どのようなことを思っていますか?