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大阪大学男子ラクロス部

【ブログリレー】酒井直己

2022.11.22 01:00

頼れるMFリーダー菊池から紹介に預かりました酒井直己です。

彼には本当にいつもいつも助けられています。お父様、お母様一体どのような教育を施したら祐一くんのような仏が育つのでしょうか。将来のため、ぜひ教えていただきたいです。さらに、兼ね備えた人格に加えて、今年はプレー面でもDFに専念して水を得た魚のように何度も殺人的DFを披露し、チームの要となっています。また、入れ替え戦では彼が創り上げたライドにも注目してください。僕も菊池も今年1年は部活漬けだったので、引退して肩の荷が下りたら、のんびり遊びたいです。これからもよろしく!




改めましてOB・OGの皆様、保護者の皆様、今年度も大阪大学男子ラクロス部への多大なるご支援、本当にありがとうございます。主将の酒井直己です。


今シーズン、主将という立場になってOB・OGの先輩方や応援してくださる保護者の皆様と接する機会が増え、多くの方々の温かいフォローのおかげで私たちは全力で部活ができているということを今まで以上に実感しました。

また、辰谷さんや三雲整骨院の皆様、ターボさんや委員会の方々、練習試合や武者修行をしてくれた他大学や社会人のラクロッサーなどなど、本当に多くの人の支えがあってチームとしての活動が成り立っていることを身に染みて感じました。


今年度の阪大ラクロス部に関わって下さった全ての方々に、この場を借りて心から感謝申し上げます。明日の入れ替え戦では感謝の気持ちをプレーや姿勢で精一杯表現したいと思います。最後まで応援よろしくお願いします。




では、入れ替え戦前日のブログということで、ド緊張しているであろう試合直前のみんなが見て前向きになれるようなことを伝えられたらなと思います。今年一年を振り返りながら、リラックスして読んで欲しいです。まとまりのない文章ですが、我慢して読んでください。





今年1年本当に色んなことがあったなー。


入れ替え戦で2部3位の近畿大学にボコボコに負けて、最悪の雰囲気で新チーム始動を迎えて、

最悪の雰囲気で新チームのミーティングが始まって、みんなの意見をまとめられずに病みそうになって、

病み始めてたタイミングで、1年生から二人三脚でやってきたと思っていた副将を務めるはずだった男が退部すると言い出して説得するのに1か月くらいかかって失敗して、、、、、


12月、1月、2月は僕だけじゃなく、みんなもしんどかったと思う。

チームの何が悪くて何を変えなくてはいけないのか、正解なんて誰にも分からないのに全てが悪く感じて、だから必死に何かを変えようとしていた。

今も残っている取り組みの方が圧倒的に少ないけど、あの時のみんなの行動ひとつひとつは決して無駄じゃなく、部活というものに1番向き合ったあの時期は今に繋がっている。去年と同じ後悔はしたくないという強い思いはチーム全体にあったんだと思う。


そんな時期にシュンソクさんと出会った。

去年のリーグ戦で2-16という衝撃的なスコアで敗戦した相手チームのエース。

あの時、りょうのインスタにDMが来たときは何が何だかよく分からなかったけど、即答でコーチングをお願いした。


それから今日までは本当にあっという間だった。

毎日が刺激的で新鮮だった。学んだことを覚えて、与えられた課題を考えて、グラウンドで実践して、反省をする、この繰り返しに必死だった。


ただ、一つ言えるのはこの1年でみんなは心・技・体が圧倒的に変化した。


どのくらい変わったかというと、この1年間で


どこか自身なさそうにOFもDFもしていた優男は、誰もが認めるリーダーとしてライドを創り上げ、嘘みたいなボールダウンを連発する最強ショーディになったり、

ただのラクロスバカは、めっちゃラクロスが上手いラクロスバカになったり、(褒めてる)

大きなケガをして退部すら検討していた少年と他大学のスカで「仕事できる風」「スカしているだけ」と酷評された料理人は、リーグ6試合で10失点の最強DFを創り上げたり、

目の輝きを完全に失っていた男は、楽しそうにラクロスをして戦術の助言をしてくれるようになったり、

グランドで先輩に怒られて泣いていた子が、メンタル仙人・内省おばけになり、後輩ながらチームのことで悩みごとがあったら、相談しようと思える存在になったり、

環境の悪いBチームで黙々と頑張っていた子が、チーム得点王になりOFを先頭で引っ張ってくれたり、

ひょろ長の99番は、他大学から「さん」付けで呼ばれ、危険度9/10と評価され、グラウンド上でオーラすら感じるようになったり、

しゅんの下に隠れて存在感のなかった2枚目ゴーリーは、毎日毎日シュートを受け続けて心の底から信頼できるゴーリーに成長し、ついにはベストゴーリーを受賞したり、

去年自信がなさそうにグランドをアワアワしてた後輩たちは、積極的にチームを動かし、スタメンは下級生のほうが多いほど頼もしくなったり、

ウインターで可愛いなぁと思って見てた新人たちに、リーグ1点目を先越されて満面の笑みで煽られたり、

ろくにジムも行かず、「BIG3って何?」状態だった貧弱集団は、設定した僕ですら達成困難かと思えた基準をほぼ全員がクリアしたり、(ふみy?)

リーグ期ケガ人続出で試合をすることすら困難だったチームは、リーグ期間通してほとんどケガ人がでなくなったり、

曖昧な表現が多かったスカウティングは、結成されたアナライジングチームによって正確な数値を元に分析するようになったり、

山口さんに頼り切りだったOFは、僕なんか必要ないんじゃないかと思うくらい誰が出ても脅威となれるOFになったり、

正直去年は期待してなかったFOは、ウイングも含めて安心して見ていられる独立した立派なFO組織になったり、

上げればキリがないけど、


2部リーグ3位に入れ替え戦でボコボコに負けてひたすら下を向いていたチームは、リーグ6戦全勝、得失点差+42で勝ち上がるチームになった。


でも、間違いなく言えることはみんなが、チームが変わることができたのはラッキーでも何でもなくて、誰かのおかげでもなくて、みんなが去年と同じ後悔をしたくない、勝ちたいと思って毎日行動した結果だということ。自分で掴み取った成長だということ。



だからこそ言える。



俺たちは強い。俺たちなら勝てる。



相手は去年、関西準優勝の立命館。

間違いなく強敵だし、リーグの成績がどうだろうと明日に向けて必ず仕上げてくる。



だからなんだ。



この1年、明日勝って一部昇格することだけを考えて築き上げてきた力を自信をもってぶつけよう。ずっと言い続けてきたハードワーク、ハードプレッシャーで圧倒しよう。この1年で俺たちは勝つべくして勝てるチームに成長した。最高のいつも通りで迎え撃とう。その準備はできている。



勝つぞ





主将 酒井直己