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ひだまり保育園*安藝里山保育

絵本は心の核になると思うんです *みんなの記事

2022.11.21 10:11

こんにちは こんばんは ひだまり保育園のエンチョーダンジョーです。

今日の記事は 私がお世話になっておる

広島市安佐北区高陽町にある Rin Cafe~凛カフェを営んでおられる
ゆうちゃんです。

凛カフェは本当に居心地の良い場所

窓からは緑がいっぱいに広がっていて

ゆったり落ち着いた雰囲気のお店です。


私はここで偶数月の土曜日の午後

「ダンジョーの人間塾」と銘打った連続講座をさせていただいています。

やさしくて やさしくて 面白いゆうちゃんはとっても聞き上手。

ゆうちゃんも私も大好きな「絵本」にまつわるエピソードを書いてくれました。


(↑↑↑私が担任したクラスが卒園の時に作った龍と、次の学年の自画像を飾らせていただきました)




ダンジョー人間塾 檀上先生との出逢いは、自力整体でした。

先生はいつも和室の一段高い壇上(⁉️)で

ナビゲーターの佐和さんのお隣で美しい動きをしておられました。 


 実はお互い恥ずかしがり屋ですから、なかなかお近づきになれず、

時々センセーに「ゆーこさん」と呼ばれるのが私は照れ臭かったです。


 夫の花屋へご注文などいただき、


少しずつ距離が縮まってきた頃、

ダンジョー先生が安芸区民センターで講座とマルシェのような催しをされました。 


 カフェのイベントと重なっていたので参加できない私が

「行きたかったなぁー、行きたかったなぁー」とぼやいていたところ、

「リンカフェに講座しにいくよー」と、

なんとも気軽に、いとも簡単げに言ってくださったのです。

 さらに「なんでも話すよー!」と、威勢よく言ってくださって、

すぐに講座のタイトル候補をいくつかあげてさくださいました。


 矢野からはるばる、この安佐北区高陽町まで来てくださるなんて。

しかも、あんなにお忙しいのに2ヶ月に一度来てくださることになったのですから、

本当にありがたいやら申し訳ないやら、嬉しいけれどとても恐縮したのを覚えています。


 そして迎えた、 第一回「ダンジョー人間塾」。 

 私が絵本好きだからと、テーマは「子どもの本は心の窓」

 コンテナ5箱分ぎっしり絵本を詰め込んで、

保育園のみんなの描いたたくさんの絵をお供に従え、

金髪に紅いワンピースで、颯爽と現れたセンセーはとってもとってもステキでした。



 最初のご挨拶代わりに読んでくれたのは 

 『ブルッキーの羊』(m・b・コフスタイン作 谷川俊太郎訳) 


 講座に羊好きの友人が来てたから、彼女へのサービスでした。


 朗らかに歌いながら絵本をめくる先生はなんとも自由で楽しそうで、

ぶるぶる鳥肌が立ちました。


 紹介きしれないけど…と前置きしつつ、

時間いっぱい大好きな絵本たちを、

園での様子を交えながら喋りまくる先生。

 その姿に圧倒されながら、

私にとっても昔から馴染み深い懐かしい絵本たちに再会し、

これらが自分の核となっているのだと知らされ自覚したのでした。 

 『龍の子太郎』や『花咲山』『モチモチの木』

そしてリンドグレーン『長靴下のピッピ』など……。


 『西遊記』この長い長い壮大な物語を子供達に読むというエピソードも衝撃的!

どんな感性の大人に育つんだろうかと、考えただけでワクワクしました。


 2時間があっという間で、すでに次回が待ち遠しくてたまらなかったなぁ‼️ 


 そうして、度重なるコロナ延期にもめげることなく、

次回12月でvol.7を迎えます。


 毎回、

センセーの自由さと観察眼と感性の鋭さと面白すぎる広島弁トークに、

笑いながら泣きながら心の深いところを耕してもらっています。 


 ひだまり保育園の子供たちへ、

考え得る限りの最上級の「子供時代にしかできない経験」を、

全力で提供しているダンジョー先生達。 


 どの子も成長したい、カッコよくなりたいと思っとる。

そのことを知っとるけぇ、全身全霊でそれを応援するよ!

という覚悟。


 ダンジョー先生とひだまり保育園を応援せずにはいられないのは、

そんな尊い姿勢を毎回ヒシヒシと感じるから。


 そして、子育てでは後悔ばかりのわたしが、

若いお母さんたちに伝えたいからです。


  いや、全ての大人に伝えたい。 


 広島にはこんなすごい人がおるんよ!一人で悩まんでもええんよ!

 ダンジョー先生に出会えたら世界がグンっと広くなるよー‼️ って。 


ほんとに声の限り叫びたい。 

 第一回目の人間塾を終えた頃から

先生は私のことを「ゆーちゃん」と呼んでくれるようになりました。

実はこれが、一番嬉しかったこと!



聞き上手のゆうちゃんたちが

にこにこしてるから、ついつい 口も軽くなる私ですが、

本当に 絵本・児童文学が こどもの核をつくってくれるんだって

お話ししながらいつも思います。


毎日毎日 読んでいる絵本たちは

親でも保育士でもない 第三者のことばとして

こどもたちに届いています。

よく言われる「第3の場」のプレ段階です。

たくさんの人生を(時には人間ではない形をとって)見せてくれる絵本。

主人公たちが

あそぶ姿

笑い合う姿

困ってしまう姿

泣く

怒る

仲直りする

喜ぶ

そっとやさしくする

ちょっと羽目を外す

勇気をふりしぼって立ち向かう。

こどもたちに たくさんの生き方 を見せてくれるのが 絵本だと思うのです。


大人が読むのとは意味が違うと思うのです。


どうか、絵本がたくさん手に入る

買うことも借りることも用意な国であることを満喫してください♬


ひだまりの子たちには、

いっぱいの主人公と出会って

ゆうちゃんみたいに聞き上手な子になってほしいなあと 思っています。