土喰
おはようございます。
暮らし、味わう。
民藝と発酵をモノサシに
食を通して暮らしの豊かさを提案する
古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ
本日は火曜日で定休日!
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨日は現在公開中の映画「土を喰らう十二ヵ
月」を観てきました。土井善晴さんが初めて
料理監修したとか、民藝界隈(雑な言い方です
が)の器が使われてるとか、で9月に松屋銀座
の催事「手仕事直売所」に行った時にも宣伝
されていて、気になっていました。
これから映画をご覧になる方もいらっしゃる
でしょうから、ネタバレしないようにストー
リーには触れずに。
とにかく全編、田舎の自然豊かな景色と美味
しそうなお料理に彩られていて、リアルにお
腹がグーって。朝ごはん食べてなかったから
ですけど笑。
四季を感じ旬を頂く豊かさ。豊かな自然の恵
みである旬の食材はそのものが美味しくて、
余計な調理は必要なく、食材そのものを楽し
む、食材の良さを引き出す料理で。
「食べることは生きること」ですが、それは
「生きることは食べること」でもあり、食を
中心とした暮らし、食を大切にした暮らしの
豊かさをこの映画から感じます。随分前に、
テマヒマブログで「食べる」と「喰う」の違
いについて考え書いたこともありますが、「
喰らう」という言葉に、生きるための根源で
あることを原作者水上勉さんはこめたのでし
ょうか?
喰らうは生きる
食べるは愛する
一緒のごはんが
一番おいしい
何を、どのように食べるかも大事ですが、
誰と食べるかも大事。誰かと食べるお食事は
記憶となって残りますね。
そして、生きること、その隣り合わせである
、死ぬことについても考えさせられる映画で
もありました。
主役の沢田研二が、ジュリーと呼ばれていた
頃の面影は無いが(失礼!)、艶はありつつ、
いい感じに老けて、枯れている感じもあって
それもよかったです。
ジュリーファンって何歳ぐらいなんだろう?
平日の午前の時間帯だったせいもあってか、
映画をご覧になっていた方の年齢は高めでし
た。
手前味噌がお料理によく使われていて、また
それが地域のコミュニティというか繋がりに
一役買ってるのも垣間見られることも含め、
テマヒマのテーマやメッセージにも近い映画
でした。何かドラマティックな展開があると
いう訳ではありませんが、とても静かに心に沁みてくる映画です。
テマヒマは本日は火曜日で定休日です。
明日23日は水曜日ですが、祝日ですので営業
致します。ワークショップ開催の為、ランチ
のご提供はございません。
11:30-13:30 ワークショップ
13:30-18:00 ショップ
14:00-16:30 カフェ
明日11時オープンで皆様のお越しをお待ちし
ております。
それでは、今日も好い一日を!