11月21日(月)稽古日誌
2022.11.22 14:05
有段者のみの稽古。前半は先週の月曜稽古に引き続き、栃木県地域指導者研修会の稽古内容の反芻稽古とした。
阿部先生の指導から。座技呼吸法 受が浮いたら下の手で遠くに崩し投げる。上の手を受の脇に絡めて正面に崩し落として二教に固める。呼吸法で倒した後、受の頭の反対側に膝行で移動しつつ、下の手を持っていた受けの手を導いて二教に固める。 立技で両手取り呼吸投げ。肩幅より広く持たせて座技呼吸法と同様に浮かせて、下の手で崩し投げる。下手の同様の使い方で呼吸投げでの多人数掛。この指導では上の手は気にしていない。
牛木先生の指導から。受けの重心をずらす。片手取四方投では、前脚に重心を載せさせる(傾けたドラム缶の例え)。一教表では前に、入り身投げでは後に重心をずらして崩して、取の意図する方向に導く。
稽古後半は正面打一教の研究。打手に合わせた後、そのまま振り被る(肘を受の顔に向けて一重身)、受の肘に合わせた手も振り被り受を上に大きく崩し(この時前に押さない)、真下に落とす。打手に合わせた直後に下に落とす飯島の技は効くけど痛い!受けが素直に技に吸い込まれてゆけるように注意する。
正面打ち入身投の受の指導仕方研究。打ち込んだ前脚を軸に後脚を200度旋回させて畳に片手を突き天秤を作る。または打ち込んだ後、継足で後ろ足を引きつけ前脚を踏み出して片手を付き天秤を作る。いずれも初心者には難しい。先ずは転換からの呼吸投げ、交差取からの呼吸投げで自ら受身を取る術を教えることが肝要。