第197話:ブラフマーの祈り(20):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
2018.03.27 23:12
宇宙顕現の保護所であり、
ムラーリ(ムーラ悪魔の敵)として知られる主の蓮華の御足の船を
受け入れた者にとって、
物質世界の海は
子牛の足跡ほどの水溜りのようなものです。
彼らの目的地であるパラム・マダムは、
ヴァイクンタ惑星。
物質的な悲しみがない場所であり、
すべての足取りにおいて
全く危険がない場所なのです。
あなたが私に問い始めてから、
私は完全にこれらの主ハリの行いを
言葉にして来ました。
それらは、
主が5歳の時になされたリーラーであり、
6歳のお祝いを迎える前のことです。
主ムラーリが牛飼いの友達たちと繰り広げた
これらのリーラー(アガースラを殺し、森の芝生で昼食を食べ、
主の超越的な姿を現され、
主ブラフマーから素晴らしい祈りを捧げられたこと)について、
聞いたり唱える者は誰でも、
間違いなくその者のスピリチュアルな願いが実現します。
このように、
少年たちはヴリンダーヴァナの地で、
かくれんぼをしたり、橋づくりごっこをしたり、猿真似で飛び跳ねたり、
そのようなたくさんの様々な遊びをして、
幼少期を過ごしました。
…つづく
(10巻14章58-61節:14章おわり)