『それ前から聞こうと思ってたんです』は元から聞く気がないやつ
サロンマーケーターの岩田です。
僕はNYNYのスタッフが売上をあげてもらうようにするのが仕事なので、
そのお手伝いで月のうち必ず10日以上はお店のミーティングに参加させてもらいます。
毎月決まった店舗のミーティングに参加してると、
その店舗のスタッフの数字では見えない、良いところも課題も、色んなところが見えてくるんですよねー。
例えば、
先月出した課題に対して『今月クリアできているか?』を1つ1つチェックするんですけど、
できていない課題に対しては『なぜクリアできなかったか?』を考えてもらう所から始めます。
原因はやり方が通用してなかったり、
時間の使い方だったり、
ただ忘れていたり、
そもそもやる気が無かったり...。(←😑)
まぁ理由はそれぞれあっても、そのスタッフが次の月に1歩ずつ成長してくれれば、本当にうれしいです。
ただ1つ、たまに〝気になる言葉〟を聞くことがあります。
僕が『この部分はどうなってますかー?』と質問すると、
『あ、そうそう^^ それ丁度聞こうと思ってたんですよ』
↑ コレッッッ🤯🤯🤯
完っ全にいま思い出したか、もしくは〝気づいてました感〟アピールが凄いこの発言。
僕はこの発言を聞いて、とても残念な気持ちになります...
だって僕、365日質問受付中がウリで仕事してるもんですから、
なんで1か月間質問をくれなかったのか?という所がとても残念です。
気づかなかった、忘れてた、知らなかったなら素直にそう言ってくれればいいのですが、
『言われなくても気づいていました、けど質問するのは忘れてました』
という〝すぐ行動できない人〟アピール...
これは自分の器を小さく見せてしまうので、止めたほうがいいですね。
■心に留めておきたい『無知の知』っていう言葉
僕の座右の銘の1つにこんな言葉があります。
ギリシャの有名な哲学者ソクラテスの有名な言葉です。
『無知の知』・・・自分は無知(なにも知らない)ってことを気づいている時点で、知ってるアピールする人より偉いという意味。
・自分は何も知らないので、教えてください。
・自分は何でも知っているので、大丈夫です。
社会人1年生の時なんかは、みんな前者の方だったんではないでしょうか?
僕も普段からすごく気を付けないといけないと思ってるんですが、
年齢や経験を重ねると、
『自分はこの分野においてはかなり知っている(経験している)から、もう今更ひとに聞く事って少ない』
と思ってしまいがちなんです。
もしくはお話を聞いても、
『あーその話って要はこういう事でしょ。知ってる知ってる、すでに一周まわってるし、俺』
と素直に受け取れないことが多くあります。
でもこーゆう時に大事にしたいのは、
『自分はまだまだ勉強が足りないから、どんな些細なことでも取り入れたい』
という、いわば謙虚な姿勢。
1周したら2周目に突入したらいい。
2周したら飽きずに3周目も行ってみる根性が必要。
そんな気持ちで、自分の『無知の知』を忘れないようにしたいもんです。
なので、
『あ、そうそう^^ それ丁度聞こうと思ってたんですよ』
という、すぐに質問できなかった自分への言い訳は止めて、
『あ、忘れてました。すみません!』
と素直に言える自分の方が、成長できることを心に留めておきたいですね!