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がまぐち工房ゆきむし オーダーメイド ハンドメイド

がまぐち洗濯したら壊れちゃった、修理できますか?

2018.03.29 03:30

愛と幸せを運ぶがまぐち作家ゆきむしです、こんにちは♪

   

またまた久しぶりの投稿となりました(汗)

最近は、イベント用にパンダがまぐちを量産していますよ~

4月7日のイベントけせらせら、楽しみにしていてくださいね♪

  

さて先日、昔の上司さんからメールが届きました。 

  

送ってもらった写真がこれ。

私が作った物ではありませんが、どうやら親子がまぐちのようですね。

 

かろうじて、子がまの一部が口金(金具)装着しているものの、口金から布部分が外れ、無残な姿になっています。

これは洗濯機ではなく、手洗いした結果だそうです。

 

  

驚かれることも多いんですが、

がまぐちは、原則として洗濯できません。

実は、がまぐちの袋部分と口金は、ボンドと紙ひも、一部ペンチで潰すだけで固定しています。

※縫い付けタイプ、ネジ固定式タイプ、袋が外せるベンリーがまぐちなどを除く


水性の木工用ボンド、金属用ボンドなど、作り手によって使うボンドの種類は違いますが、ボンドが溶けて袋部分が口金から外れたり、口金本体が錆びる可能性があります。

また、洋裁と違い、洗濯しない前提で作っているので、水通し(布を裁つ前に水洗いして、布の縮み・歪みを整えておくこと)していない場合も多いです。


つまり、水洗いした結果、布が縮んで口金の幅と合わなくなると、修理をすることは出来ないということ。


また、アンティークゴールドの口金は他の色と比べて錆びやすい傾向があります。

他の色の口金も、長年使うと傷がついた所からメッキが剥がれて、少しずつ錆びてくることが多いです。

    

 

修理&新品に関わらず、がまぐちの口金に布をハメるためには、最低限、口金の幅≦布の幅である必要があります。

これが、口金≧布の幅となってしまうと、長さが足りず、口金にはハマりません。

某メーカーのがまぐち型紙は、この時点でNGの場合が多いようですね


  

少し話が反れました(汗)

他の人が作ったがまぐち修理、あまり積極的には引き受けていないんですが、

写真を見る限り、布が縮んだ様子がないこと、元上司さんからのお願いであること、とてもお気に入りのがまぐちだとお話を聞いたことから、ダメ元で預かることにしました。

   

   


届いたがまぐちを見たところ、9割方、口金から外れていました。

紙ひもの入れ方?ボンドの種類のせいかな?

布にボンドが付いていた形跡はなく、口金の中に紙ひもが残っていました。

紙ひもが正しい位置に入り、しっかりボンドが付いていると、口金から外した時、布に紙ひもが貼り付いていることが多いです。


 

どうやら、この作り手さんは、親がま本体にのみ薄い接着芯を使用&縫い代は裁ち切り多用タイプの方のようです。

  

   

まずは、子がまから装着していきます。

幸い、布の縮みはなかったものの、接着芯を貼ってない薄手の布、裁ち切りの縫い代はボソボソに傷んでいるので、かなり口金がハメにくい状況でした。

(これは修理できる限界かと)

  

  

  

一晩ボンドを乾かしてから、親がまも口金にハメてみました。

  

  

では、完成写真をどうぞ!



ふぅ~

何とか任務完了!

これで、しばらくの間は使えると思います。


外ポケット付きの親子がまぐち、とても素敵なデザインでした。

お気に入りのがまぐち、長く使えると良いですね♪


最後に、がまぐちと言えばゆきむし、私を思い出してくれて本当に嬉しかったです♪

他の人が作ったがまぐちを解体することは滅多にないので、私も勉強になりました。

仙台にある委託先:大きな青い馬さんでのお買い上げも、ありがとうございました!