TELEFUNKEN 真空管 レビュー
さてさて、交換してみっちりレコードを聴いていました。
カウンターポイントの真空管はフォノ部分を一本交換した。
ラインは明日違うビンテージ真空管に交換予定。
TELEFUNKENはすべて本物、ダイヤ入りに交換した。
一本で8000円くらいしますでしょうか。正直高いです。
全く別物の音に変わりました。
今までは、図太い音が出ていて、例えるとアーモンドチョコレート。
芯はしっかりしていて硬さがあり、甘さもある。ほど良い舌触り。横への広がりは少なめ。
そして今回の変化を例えるとバニラカスタードクリームに変身。
滑らかで情報量も多い、漂う甘い香り、混ぜれば混ぜるほどきめ細かく舌触りが良い。
芯は残りつつ、情報量が増え、ビンテージの音がする。広がり過ぎない響き。
気品漂う音が出てくるが、ロックもバリバリ鳴る。
まるで魔法だ!!
ピアノの音で変化を比べているが、強く叩いた時の音がより強く、強弱がはっきりした。
そして高音の伸びが良く、響きが豊かになった。ここちよい響きだ!!
いつまでも聴いていたい。
夜、周りが静かになった時に聴くボーカルも物凄い変化が見られた。
もはや、そこに人が居る。恐ろしい事だがそこに人が居るのだ。怖い思わず音量を下げた。
怖すぎる変化だ。
スーパーツイーターを切っても高音が全く不足しない感じがする。
ただし、すべての真空管を交換したので、どれがどのように変化をしたのかは不明だ(笑)
後ろに並ぶ太い4本の真空管、これをGEから東芝に変えたわけだが、ここを元に戻すと
どうなるのかを検証してみよう。音の濃さではGEの方が上だろう。
そして、プリアンプの真空管RCAは新品なので、もう少しエージングが必要だろう。
mc240の一本目のカバーが付いている真空管は今まではSYLVANIAだった。
このSYLVANIAの真空管もなかなか比べると良いですね。かなり攻撃的な音が出ていたんだなと思います。