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中島輝 Official Media「旅をする木」

個別カウンセリング卒業宣言

2017.10.22 03:00

※ 2017.10.22にfacebookに投稿した文章の抜粋です。


突然ですが、10年以上続けていた個別カウンセリングを辞めることにしました。

公の場での報告自体は初めてですが、実は半年前から徐々に舵をきっており、50人近くいたクライアントも今は片手で数えるほどになっています。


私が35歳で外に出られるようになってからずっと、一番エネルギーを注いでいた「個別カウンセリング」をなぜ手放すことにしたのか。

その理由は一昨日(※2017.10.20)発売した本にも書いています。


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中島輝・新刊本『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』

P214「自分の存在が、誰かの力になれるなら……。」より引用

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K社長の葬儀で「人の役に立つ人になろう」と決意していた私は、その思いを体現するため、二十四時間三百六十五日、とことんカウンセリングをやっていようと思いました。自分の命と引き換えにやっても悔いはないという強烈な思いです。それから10年以上、そのスタンスを変えずに一生懸命に関わっていると、口コミや紹介が広がっていきました。


朝から晩まで、移動の合間のタクシーでもカウンセリングをしていて、毎日10件ほどのカウンセリングをしていたこともあり、気がつくと臨床数は一万例を超えていました。


それでも一時期は400名もの方に半年先まで予約待ちをさせてしまいました。「今、助けを求めている人」や「今、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人」を半年間も待たせるわけにはいかないのに…..。自分1人で活動する限界を痛感しました。


でも、今は「人は信用できない。頼りになるのは自分だけ」と思っていた過去の自分ではありません。


私が外に出られなくなったときに苦しみを和らげてくれたカウンセリングやセラピーなどの心理療法を、安心して受けたり学べたりできる場所を全国で増やすために、協会を立ち上げ、多数の講師を輩出してきました。


本当に実戦で活躍できるカウンセラーやコーチ、セラピストなどの対人援助者を増やすために「起業塾」を主宰しています。本物のリーダーを育てるために「経営塾」もやろうと思っています。


(引用終わり)


今は600人待ちとなっている個別カウンセリング。(※ 2017.10.22時点)

待っている人はたくさんいるのに、何もできない自分が悔しくて、たった一言の声すら掛けられない状況がもどかしくて、「どうしたら限られた命の中で、もっと多くの人の役に立てるのだろう?」とずっと考えていました。


悩んだ末の答えが個別カウンセリングを手放すこと。

そして先生を輩出する「国際コミュニティセラピスト協会」、8月から開催している起業塾「THE DIAMOND」、来年開催予定の経営塾「THE SHIFT」に注力することだったのです。


(中略)


今回の本はこれまでの自分の想いがすべて詰まっています。

それでも、まだ自分の成し遂げられていない想いを実現させるため、手放し、新たに歩みを進めていきます!


これからも中島輝を応援してください。

いつもありがとうございます。