11月24日（木）稽古日誌

初心者の参加する稽古であったので、基本動作・基本技の稽古とした。

転換、転換後に振りかぶって呼吸投、転換後に回りながら導いて呼吸投。 交差取からの呼吸投。受は自ら前進しつつ受身を取ることを心掛けて。 

片手取四方投げ。取は振りかぶった後は自分の正面に切り落とす。剣道の面のように肘は伸びない。初心者を投げるときは後ろ足をもう一歩踏み出して受が後ろに受身を取り易くする工夫も必要か。 

正面打一教。打ち込みに対して表に3cm外れて入身するつもりで一重身になる。打ち込みに合わせた側の肘は受の顔に向くように。取は自身の体軸の近くで打ち込みに合わせることが肝要。 

正面打入身投げ。分解して順を追って初心者に指導した。受の打込みにすれ違うように入身する→打ち手を引っ張らず、むしろ肘を抑えるように。肩を軽く引いて受けの重心を背側にずらし崩す→受は自ら進み受けを取るように。 

交差取小手返。親指を開いて掌を上に持たせる。持たせた手首を中心に転身して、親指の方向に手を外してゆく。反対の手で引き剝さないことが肝要。→前腕で受の前腕に合わせながら受けの肩を中心に上肢を引き回す。受けがついてきて取の正面に来るタイミングで受の臍に向けて小手返し。