歩行が人生を変える
私は日ごろからウォーキングをしています。
ウォーキングと言ってもそれほどたくさん歩くわけではありません。
朝のウォーキングでは3キロほどでしょうか
それも天候の悪い日や気の向かない日は歩きません。
でも歩くことはとても良い事だと感じています。
いつも体力維持のために頑張って歩いているわけではなく、その日の気分で歩き方を変えます。
運動強度を上げるために早歩きも入れるときもありますしお散歩ペースでのんびり歩くこともあります。
歩くことで頭もスッキリします。
いろんなアイデアが浮かんだり考えている物事が整理されたりするときもあります。
ウォーキングにはリラックス効果があると言われているので気分がスッキリします。
他にも歩くことで身体にとてもいい効果が沢山あると言われています。
今回はそんなことが書かれている本をご紹介しながら歩く効用について書いてみたいと思います。
「病気の9割は歩くだけで治る!」
帯には「医者に払う金があるなら靴に使え!」なんて書いてありますね(笑)
どういうことなのでしょう?
著者の長尾さんはクリニックの院長として日々患者さんを診てられます。
その経験から歩くことの必要性を感じ伝えてくれているのですね。
歩くことは良い事だと分かっているのに蔑ろにされ、手軽な薬に頼ろうとすることに警鐘を鳴らします。
本から一部を抜粋しただけでもこんなに多くの効用が書かれています。
・歩けば歩くほど生活習慣病は良くなる(糖尿病・高血圧…etc)
・認知症だって歩くことで防げる
・国民病と言われるがんも歩くことが予防・治療になる
・不眠やうつも薬をもらわなくても歩けば良くなる
僕も歩くことが体に良いという事を多くの方に知って欲しいと思っています。
人間はもともと毎日のように長距離歩いて生活する生き物だったのではないかと思います。
そして2足歩行が人間として発達してきた根源的な行動なので、歩くことで身体のあらゆる機能が正常化するのではないかと考えています。
歩くことで血流も良くなります。
血流が良くなると体温も上がり、免疫力も上がります。
脳にもいい効果があります。
歩くと幸せを感じるホルモンなども分泌されるのでストレスも解消します。
もちろん歩くことで筋力アップにもなります。
足だけではなく体幹も鍛えられます.
そんなにいい効果がある歩行ですが…
現代人は文明の発達と共にどんどん歩く事が減ってきています。
更に昨今のIT化が生活のあらゆる場面に入り込んできているので、小さな子供のころから歩き回る生活習慣が無くなってきています。
医療費や介護費用の高騰が社会問題ともなっていますが、多くの人達がウォーキングを習慣化したら少しでもそんな社会問題の解消にも寄与できるのではないかとすら思います。
ウォーキングは特別な器具もいらず、大げさな着替えも不要
思い立ったら短時間からすぐにでも始められる気軽でコスパの良い運動です。
ジムに通ったり筋トレに励むのも良いですが、もっともっと日常に歩くことを取り入れましょう。