富裕層ってどういう人なのかFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
今回は富裕層に関して記事にしていければと思います。
よく異業種交流会で言われる質問ですが、國弘さんって富裕層相手のビジネスですかと聞かれます。答えはいいえです。
理由としてはオフショア投資も不動産投資も確かに富裕層かもしれませんが、不動産投資はローンで購入する方法もありますし、ローンで購入するとなれば年収500万円のサラリーマンクラスの方でも購入が可能です。更にオフショア投資に関しても安いものであれば年額24万円ほどにはなるかと思います。
そして、オフショア投資も金融機関によっては月額30000円代からできるものが、ほとんどですので
まずは富裕層ってどういう人を言うかというと資産が1億円から5億円より上の方を指します。
その内容を解説していければと思います。
富裕層ピラミッド
富裕層と言われる定義として資産が1億円が富裕層となります。
一番下から数えるとマス層(3000万円未満)、アッパーマス層(3000万円~5000万円未満)、準富裕層(5000万円以上~1億円未満)、富裕層(1億円~5億円未満)、超富裕層(5億円以上)となります。
「資産」がと言いましたが、資産は金融資産の保有額のことを言いますので、現金も金融資産の1つとなります。
例えば、金融資産が1億円あると言っても、年収1億円だから富裕層だというと、その点は違います。
年収1億円と金融資産保有額1億円は全く違うことは頭の隅に考えておきましょう。
富裕層が多い職業とは
富裕層が多い職業に関してはいろいろ考えると沢山の人が出てくるかもしれませんが、一般的には企業経営者や医師・歯科医師、マンションなどの不動産オーナー・家主、役員そして弁護士と代表的ですが、芸能人やプロのスポーツ選手、最近ではYouTuberといった方も増えているでしょう。
このように考えると、富裕層って昔と違い、いろんな職業で活躍されている人も多くなっています。
医師や歯科医に関しては、勤務医以外にも開業医といったジャンルで働く方もいますので、富裕層の部類になってくる人も多いといえます。
金融資産を増やしたいなら何が良い??
富裕層を目指すとなると、金融資産への投資も限られてきます。
資産運用は長期が原則ですので、資産を長期で増やすとなると、安くて5万円、高くて10万円を毎月運用していくようになるかと思います。
このように、長期投資で富裕層を目指すのであれば、つみたてNISAや一般NISAでは富裕層の条件である金融資産の総額を目指したいと考えるのであれば枠が年間40万円(つみたてNISA)で非課税期間20年、一般NISAは年間120万円で、非課税期間が5年であるため、お勧めできません。
仮想通貨やFXで狙うといった方法が1つですが、正直言うとこれらの投資は長期で投資するより短期でリターンを得るといったものになってきます。
ただこのような投資は、確かにうまくいけば1億の資産を得る可能性は確かにあるものの、失敗すればせっかく投資した財産を溝に捨ててしまうようなことになります。
例えば、得意な分野で起業して儲けて、その後エンジェル投資家になるという手段もございますし、金融資産への投資で限定するのであればオフショア投資で運用する方法もございます。
その他にも、海外生命保険を一括で投資して3000万円を利回り7%(ずっと同じ利回りだった場合)であれば、20年間で1億は超えるかと考えています。
海外生命保険の場合は、代理店によって数字も変わってきますので、代理店選びが重要となってきます。
ただ日本の非認可の生命保険に分類されるので、加入するのであれば内閣総理大臣の許可が必要となりますので、その点は注意が必要なので、許可は取っておいた方が良いでしょう。