RCボートの季節到来!!その前に…。
皆さん、こんにちは! 京商SS開発担当の浜崎です。
毎週金曜日は飛行機、ボート、ドローンレーサー関係の話題をお届けします。
京商がある厚木市では、まさに今が桜が満開で花見シーズン真っ盛りです!
会社の正門にある桜の木もこんな感じに咲き誇ってます。
日中は暖かいので、「そろそろRCボートでも始めよーかな?」と感じる季節になりました。
今回は、初めてRCボートにチャレンジする方のためにとても大事な「回収用具の準備」についてお話しします。
「電動ボートだからエンストしないし大丈夫!」なんて油断してるとせっかく買ったボートが流されてしまいますよ~。
RCボートはエンジン、電動問わず燃料やバッテリーが切れてしまうと水上で止まってしまいます。それ以外にも、水面のゴミがプロペラやラダーに絡まっても身動きが取れなくなってしまいます。
ところで、トップの写真に写っている船首のツノ、何だかわかりますか?
もちろん、シャ〇ザ〇のツノじゃなく、重要な役割があります。
これは「クリート」という部品で、実艇では係留用のロープを引っ掛けるのですが、RCボートの場合、ここに回収用のライン(糸)を引っ掛けます。
京商の入門用RCボート「ジェットストリーム600」には標準装備されています。
では、ここにラインを引っ掛けて回収するにはどんな道具が必要か、過去のSSブログに記事がありますが、改めてご説明します。
まず必要なのは「遠投用投げ竿」、それと「リール」、「遠投用おもり」、「ボラ掛け針」です。
竿は若干硬めの4m以上がお勧めです。私は25号錘まで対応した5.3m(5-530)の物を使っています。
リールは5号の蛍光ラインを200m巻ける大きさがいいです。
ラインは蛍光色じゃないと見えないので、できるだけ派手な色を選びましょう。細い方がよく飛びますが、大きな船体を引くときに切れやすいのと、見え辛いので5号くらいの物を使いましょう。
錘は遠投マウス20号フローティングタイプがいいです。この錘は着水したらいったん沈みますが、リールを巻くと浮上してきます。
そして三股のボラ掛け。できるだけ大きい方がいいです。
では、ここからは組立て方法の説明です。
まずはボラ掛けの先端をニッパーでカットします。
切った部分をヤスリで丸めます。
おもりのフック先端の輪っかをいったんラジペンで広げ、ボラ掛けを通してから戻します。
錘の先端にリールからのラインを緩まないようにしっかりと結びます。
これで完成!
この竿があれば、多少練習が必要ですが70~80mくらいまで届きます。ただし、風があると糸が風に流されて思ったところを狙えないので要注意です。
走らせる前に竿でどこまで届くか実際に投げて確認してからその範囲内で走らせる様に心掛けましょう。
では。