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【知 識】小林製薬と兵庫県宍粟市 包括連携協定を締結

2022.11.28 00:35

小林製薬は兵庫県宍粟(しそう)市と包括連携協定を締結した。地方創生を通じて個性豊かで魅力ある地域社会の実現などに向けた取り組みが進む中、相互に連携を図り、双方の保有する資源を有効に活用することにより、「日本酒発祥の地」である宍粟市の地方創生を推進することを目的に締結された。

小林製薬は「菌」による様々な問題を解決するため、抗菌・抗ウイルス性を併せ持った持続性抗菌剤「KOBA-GUARD(コバガード)」を活用し、繊維から硬質まで幅広い素材の製品に対して、抗菌加工を支援してきた。KOBA-GUARDは「まもる、つづく、つながる」をブランドスローガンに掲げており、今回"全ての菌を抗菌する"のではなく、"不要な菌だけを抗菌する"といった新しい菌との付き合い方をカタチにしていきたいとの考えにいたった。

そこで小林製薬がこれまで抗菌事業で培ってきた抗菌技術を活用し、人々の暮らしに良い影響を与えている菌を活用した日本酒文化・発酵文化の継承を支えることができないかと考え、「日本酒発祥の地」、「発酵のふるさと」である宍粟市の地域貢献に向けた新たな挑戦を行うことになった。

その第一歩として協定を締結し、KOBA-GUARDの抗菌技術の提供によって、宍粟市における日本酒や発酵食づくりの現場に悪影響を及ぼす「不要な菌」による悩みを解決し、酒づくりにかかせない菌である「麹」を活かす取り組みなどを推進する。


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