シルバーバーチQ&A 20
●シルバーバーチとは……モーリス・バーバネルという人物を霊媒として、1920年から60年間にわ たって霊的教訓を語り続けた古代霊の仮名で、3000年前頃、つまりイエス・キリストより1000年前 に地上で生活したという英知の塊である崇高な存在。
⇒スピリチュアリズムを現世に広めた第一人者であり、江原啓之さんがスピリチュアリストになった動因でもあるのです。
【シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A】より一語一句カットすることなくシルバーバー チのアンサーを掲載します
●シルバーバーチのお言葉を受容した者は感激して、救われ、地上天国という理想郷の創造と同時 に、自己の魂成長に全身全霊を捧げることだろう。
Q「花や植物にも意識があるのでしょうか?」
A『あなた方が考える意識とは異なりますが、人間界のバイブレーションとは次元の異なるバイブレーションに反応します。
偶然の体験でその秘密を知り、それを応用して花や野菜や植物の栽培で成功している人が大勢います』
Q「精神一到何事か成らざらんの気概でのぞめば、何でもかなえられますか?」
A『その質問には、条件付きでないとお答えできません。
望むものが何でもかなえられるわけがないからです。人間にできることには、自然法則によって一定の制約があります。もしなかったら、地球を含む宇宙全体が基盤としている大原則を、破壊したり止めたりすることができることになります。
ことわざの主旨に反対しているわけではありません。ただ、ほしいものが何でもかなえられるかに受けとるのは愚かなことです。極端な例ですが、太陽がほしいと思っても手に入るわけがありません』
Q「道徳・不道徳は、何を規準に判断すべきでしょうか?」
A『あなた方地上の人間から見て道徳的に思えることが、私たち霊界の者にはきわめて不道徳に思えることがあります。生命観の違いが、その違いを生むのです。
私に言わせれば、道徳的であるということは、自分が悟った最高の原理に照らして行動しているという理想を信念として生きることです。
それは、たとえば人にやさしくするということであり、人の役に立つということであり、哀れみの心を忘れないということです。
またそれは、いかなる意味においても人を傷つけないということであり、人の進歩を妨げないということであり、自分の理想としている真理に忠実でなかったと、後になって恥じ入るような振る舞いをしないということです。
以上が、私が理解している道徳性、私だったらこう説くと思う道徳観です。地上界の道徳性が高いか低いかは、あなた方人間がそれをどう解釈するかによります。本質的に、経済的に、霊的に見て向上している面もありますが、遅れている面もあります。進化というのは一直線に進むものではないのです』
Q「核エネルギーは、善でしょうか悪でしょうか?」
A『私は、核エネルギーそのものを悪だとは見ていません。その使用方法によっては悪になりうるものを秘めていることは事実ですが、同時に莫大な恩恵をもたらすものを秘めています。それは、それを管理する者の判断にかかっているということです』
Q「霊界にもプライバシーはあるのでしょうか?」
A『ありません。何一つ隠すことができません。すべてが知れるのです。ということは、何一つ恥じることがないということでもあります。
地上界では騙すこともできますし、裏切ることもできます。姓名を変えることも法的に可能です。しかし、個性を変えることはできません』