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日比谷公園の桜を眺めてから出勤してみた

2018.03.29 16:34

今週は日比谷公園に寄り道してから会社に通ってみた。桜の定点観測である。

そうしてみると、桜の花の様子の変化がよくわかる。ひらひらと花弁が風にこぼれ始めるのが早いのや遅いのや、赤味の濃いのや薄いのや。株ごとの個性が見えてもくる。


そうしているうちに、今年の見頃はあと何日だろうか、と気になって仕方がなくなってくる。気忙しくなってきて、長閑に桜を眺めることができなくなってくる。


村上春樹の「ラオスにいったい何があるというのですか?」にこんな一節がある。

なにかひとつのものをじっくりと眺めたりするには、僕らの生活はあまりに忙しすぎる。
p.166


じっくりと花を眺めることから1日を始めてみる。そうすれば忙しくない生活を味わえるだろう。そんな企ては、かえって時間に追われてあくせくしてしまうという結果になってしまった。


そもそも、何かのついでに別の何かをやるという発想自体が、忙しい生活に絡めとられているということなのかもしれない。