2022年12月5日
2022.12.05 00:00
沼地にはまると、何もしなくてもジワジワと沈んでいきます。
もがけばもがくほど、どんどんと沈んでいきます。
これ以上沈まないように何かに掴まると、掴まっている間は沈みませんが、手を離すとまた沈み始めます。
誰かに引っ張り上げてもらうのが最善ですが、周りに助けを求めなくては気付いてもらえないかもしれません。
生きていると、似たような状況に陥る事があります。
ただし、実際に沼地にはまっている訳ではありませんから、自分の状況に気付かない事が多いのです。
特に頑張り屋さんだと、苦しい時に何とかしようと動き回ります。
その動き方によっては、ふっと沼地から出られる事もあるかもしれませんが、大抵の場合が動けば動くほど状況は悪化する一方です。
生きていると、生きているのが当たり前になります。
うまくいっていると、傲慢さが顔を出します。
うまくいかないと、自分は駄目な人間だと自分で自分を卑下します。
慣れてくると、ついつい怠りがちになります。
その他、様々な思いが、人生の沼地なのです。
つまりは、自分で自分を沼地に落とし、苦しんでいるのです。
それに気付いた時、目の前に一本のロープがあるのが見えるはずです。
そのロープを必死に掴み、引き上げて欲しいという気持ちと上がって行くのだという行動が沼地からの生還に繋がるのです。
もし、気付かなかったとしても、どこかの誰かが側を通ります。
「そんなところでどうしたの?」と声を掛けてくれる人もいるでしょう。
とにかく、人の姿を確認できたら、「助けてください」と口に出すしかないのです。
心の中で思っていても駄目です。
それを言葉や行動にして、救いを求めるのです。
その勇気がまた沼地からの生還に繋がるのです。