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満開の芝公園

2018.03.30 06:02

一昨日は芝公園にお花見。いつもは4月に行くのですが、今年は早く桜が咲いたので、1週間早く出かけました。


夏日で暑く、ほんの1週間前は桜のつぼみも開きかけたお彼岸の中日に雪。それで一昨日は夏日。寒かったり暑かったり、桜も大変でしょうけど、こっちの体も大変。


まぁ、ともかく。増上寺様の桜は見事に咲きそろい、染井吉野やしだれは、華やかな春を誇っているよう。いつもは大本堂の中に入れますが、法然上人のお命日の御忌大会(ぎょきたいえ)のお支度中で、本堂の外からお焼香。


虎ノ門のあたりまで散歩しようと思い、たしか以前ゴルフの練習場があった場所だと思うのですが、広い公園が広がり、東照宮が建っていました。


この公園を横断し、東京タワーを左に見て「せっかくだから、横道に入ろう」と思い、芝学園?(だったと思います)の辺りを右折。静かな道が続きます。

何やらすごい建物が。その塀沿いに真っ赤なチューリップは咲きそろいます。「あー、少し休もう」っとベンチに座り、しばらくそのキレイな風景を眺めていました。すると、何やら厳かな車が出て、門が締まったので不思議に思い近づくと、「何だー、だからチューリップなんだ」と、そこはオランダ大使館だったのです。


散歩の開始。一気に虎ノ門まで進みます。ビルの手前に大きな鳥居。そしてビルの中の先に虎ノ門金刀比羅宮(とらのもん・ことひらぐう)。

社前にーツ姿にお守りを持つカッコいいポスターが貼ってあり、思わず同じものを頂いただいてしまいました。その名も「仕事守」なんだか、持ってるだけで仕事ができそうな気分です。(笑)


新橋で電車に乗ろうと歩きます。大通りに気になる石碑が。「浅野内匠頭終焉之地」と書かれています。それも紀二六〇〇年建立と書かれているので、昭和15年です。「ここで切腹されたんだ」と、歴史好きの私は、少々興奮いたしました。


その少し先に何やら気になる和菓子屋さんが。「切腹最中」と書かれてあり、思わず買いました。中に求肥が入り、あんこもあまり甘くなくて皮もおいしい。なるほど、浅野内匠頭終焉之地だから、切腹最中なのですね。色々忠臣蔵に因んだお菓子が販売されていました。

後で調べたら、会社勤めの方が先方へのお詫びに、「腹を切るつもりで詫びる」と言う意味で、この最中をよく使われるそうですよ。間違っても物騒なので「せっぷくさいちゅう」とは読まないでくださいね(笑)

東京を歩くと、思いがけない場所に、すごい歴史があったり、とても楽しいです。また出かけます。