渡航・入国手続き
いよいよ留学出発の当日!ここでは、日本の国際空港(成田空港、関空など)到着から、フィリピンのセブ・マクタン空港到着までの流れについてまとめてみました。空港カウンターでチェックインし、飛行機に乗ったら入国書類へ記入して、セブ到着後は現地スタッフと合流(空港ピックアップ)するだけです。一連の流れについて、サクッと確認しておきましょう。
※詳細は、留学出発前に送付する「渡航ガイド」もご参考ください。
まずは空港カウンターでチェックイン!
国際便なので、飛行機の出発時刻3時間前、遅くとも2時間前には空港へ到着するよう余裕を持って出かけましょう。国内の空港へ到着したら、利用するフライトの航空会社のカウンターを探し、列に並びながらパスポートを準備します(Eチケットは必須ではないですが、念のためすぐ出せるようにしておきましょう)。自分の順番が来たらパスポートを提示し、預け入れ荷物(スーツケースなど)を計量器の上に乗せ、重さを量った後に預けます(航空会社によって預けられる荷物のサイズや重さが異なります)。航空券を受け取ったら、国際線の出国ゲートへ向かいましょう。
※フィリピンの入国時は復路のチケット(もしくはフィリピン出国のチケット)が必要となります。帰りのフライトが他の航空会社となっている場合はここで提示を求められるので、すぐ出せるように準備しておきましょう。
出国手続きを済ませたら、飛行機に搭乗!
出国ゲートから先は、実際に飛行機に乗る人のみが進めます。手荷物検査・身体検査を通り、出国審査(イミグレ)を受けてパスポートにスタンプを押してもらったら、飛行機の搭乗ゲートへ向かいます(航空券に記載)。搭乗時刻になるとビジネスクラスから順番に案内されるので、列に並んで飛行機に乗りましょう。
飛行機の中で記入する書類は3つ(もしくは2つ)!
飛行機に乗ったら、CA(客室乗務員)の方から書類が3枚配布されます。特に難しいものではないのですが、説明が英語だったりするので初めての方は少し戸惑うかもしれません。もし分からなかったら、日本人もしくは日本語が話せるCAさんに聞けば大丈夫なのですが、以下一枚ずつ確認していきましょう。
▼入国カードの書き方
フィリピン入国時のカードは上のようになっています。ローマ字(パスポート記載通り)で氏名やその他基本情報を記入していきます。特に難しい点はないかと思いますが、「10.Purpos of Travel(渡航目的)」のチェックは一番左上の「PLEASURE / VACATION」に入れるようにしてください。「9.Signature of Passenger(搭乗者サイン)」は、パスポートと同じサインなので、漢字で書いた方は漢字で記入します。
※日本人の場合は、フィリピン入国時に30日間の観光滞在ビザが発給されます。そのため、出発前にビザ関係の手続きをする必要は一切ないのですが、フィリピン国内で留学をする場合はSSP(修学許可証)が別途必要となります。SSPは学校到着後に申請となるため、入国時はとりあえず「観光(PLEASURE / VACATION)」として入国するのがスムーズです。
▼税関申告書の書き方
手荷物やお土産の免税範囲が超えていないか、または輸入や輸出が禁止されているものを持ち込んでいないかどうかを、事前に自己申告するための書類です。名前やパスポート情報を記入し、「16.~21.」にあるチェック項目は基本的に「No」へ入れ、最後にサインと出発日を記載して完了です。
▼健康問診カードの書き方 ※配られた場合のみ
国外から伝染病等を持ち込まないために、検疫システムの一環として記載する書類です。記入を求められる場合と不要な場合がありますが、世界的に何か伝染病が流行っている場合などは記載を求められることが多いです。過去2週間以内に訪れた国や、ここ2週間の体調、病院や動物園・農場等に行ったかどうかを聞かれています(基本的には全てNoにチェックかと思います)。確認をしたら、一番下にサインを入れましょう。
※万が一、搭乗中に寝ていた等で上記の書類をもらえなかったとしても、セブ・マクタン空港到着後に入国検査場付近にたくさん置いてあるのでご安心ください。
セブ島へ到着、空港でスタッフと合流!
空港到着後は、他の搭乗者の流れに沿って道なりに進んでください。セブ・マクタン空港は小さな空港で、一本道となっているので迷うことはないかと思います。入国審査(イミグレ)でパスポートと上記記載書類を提示し、その先にあるターンテーブルで預け入れていた荷物(スーツケース等)を受け取ったら、出口付近にいるスタッフ(実は税関)に税関申告書を渡し、建物の外へ出ます。
建物の外へ出て右へ進むと、現地スタッフとの集合場所(空港ピックアップ)となっています。旅行会社や各語学学校のスタッフが、それぞれのプラカードを掲げて立っていますので、留学先のスタッフを見つけたら名前を告げましょう。
※詳しくは、留学出発前に送付する各学校の「渡航ガイド」をご参照ください。
※資料協力:IDEA ACADEMIA