Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

fullfull finch Blog

コロナ渦に投下した作品

2022.11.30 14:38

2020以後 行商行脚ライブにも出れずにひっそりリリースされたアルバム

2019年末の前作から4か月後の2020春にできたアルバム

曲のルーツがまったくわからないとよく言われてきてるのだけど

このアルバムの空気感もふくめ曲の構造的なものは不思議さの堂に入ってる

自分でも聞き返すたびに 自分の脳内の働きの謎を突き付けられる。


デスシルフィー1st 2020年10月

なんかメタルっぽいもの?という漠然としたテーマで リレーバトンを渡すように

超高速でうみだされ仕上げられたアルバム。

身内びいきではないけど 長年バンドをやってきたひとこその 消化の速さと

まるでスタジオセッションでつくってるかのようなレスポンスで楽しすぎた。



デスシルフィー2ND スティルライフボイス 2021年春
そんな勢いで 同じ時代聴いてきた80s音楽のテイストを90年代なまとめ方で

2020年リリースするという、時代性を考察しながら作るというテーマで完成。

あの時代の音やフレーズをただ組み合わせなぞったというなんちゃってあの時代ではなく

あの時代の音楽が染み渡った人の 今ならどうする?!という答えアルバム

ニューウエーブのポップさという名の稚拙さ 音楽素養のうすっぺらさを

許せるぎりぎりまで醸しつつ、音楽聴いてきてる人でも納得できる子気味のよいフックを

おりまぜてくみ上げたつもり♪


デスシルフィー3rd イチャダリ 2021年秋

デスシルフィー連携であっというまに3枚のアルバムが仕上がる。

3枚目は50sテイストで ロックやポップの源流ともいうべきあの時代の音楽性をテーマ

これも安直にあの時代のフレーズだけの組み合わせで踏襲するのではなく

きっちりデスシルフィー的解釈で なんらかの進化を与えてる意識

音楽のテイストやジャンルって昔は そのリズムスタイルによって分けられてた。

でもその時代 そんな人たちが別のリズムを使用しても きっちりあの時代の音楽になってた。

それは創造性の弱さだったり 素養の少なさだったりが大本だと思うのだが

その時代の凡庸もきっちり時を経ると その時代だけのものだなあってなったりする。

時代性に左右されていない音楽ほど創造性に満ちた証であり

逆に聞いてすぐ あの時代のものだってわかるものは あの時代の凡庸

右ならえ!でしか作れなかった人達の作品という事だ

何か一つおおもとで流行ったら創造力の低い人たちは その成功例をなぞってなぞって

結果それが時代性を作ってく。真似しやすさ稚拙さがポップの要と言ってるのは

そういうとこなのだ。

音楽はテクニカルだった70sを否定するかのように80sミュージックが生まれ

それをもろてをあげて歓迎した へなちょこミュージシャンがいっぱいいた。

へたな歌が味がある!ともてはやされたのも そこらあたりから

上手くなっちゃダメとさえ言われだしたのも そこらあたりの感性

つまり よくいえば音楽での現代アートみたいなもの。。。。


アート界でいう現代アートの99%はゴミと言われてるように

音楽の現代アートもわりとその比率に似通ってると自分は感じてて

でも遊びという概念なら いくらか許せるのではないか?と心がぐらつき

いまだ ゴミだ!といいながらもニューウエーブに葛藤してるのは

自分がその時代に浸かって育ってしまったからだけだと認識してるのだが

嫌いになれない自分がちょっと嫌い



コロナもまださめやらぬそんなさなか 2022はこの1枚だけリリース。

Kurtaくんと組んでの作曲作業3枚目作品、なんかかわった感性もってるなあとみて

一緒に組んでみて面白い作品ぽろぽろ作れたが、いかんせんライブ活動制限で

リリースしたぞーのお祭り感高揚感もなく ただ出します・・・って感じで

リリースがすごく薄い意味合いを帯びてきて さてどうしたものか?ってときに

2022年の始め 神経麻痺で緊急入院、 ただ漠然と脳と神経使いすぎ!という

わかいおねえちゃんでも言えそうな判断を医者から言われ あっというまに

制作ペースを落とす。 まあ 夜中12時には必ず寝なさい!と言われたのを

きっちり守れば・・・アルバムができなくなった

寝ないパワーの酷使だった2018年~2021年の無理がたかった。

グニュウ再始動の再休止で 4年アルバム1枚も出せなかったというストレズで

グニュウに声をわりあてるためにシルフィーを止めてまでいたのに無アルバム

気力から落ちて免疫力もがた落ちでつぎつぎに細やかに病院に通うようにもなり

2018年のころはグニュウのこと思いだすだけでも 皮膚が荒れるしだいだった

自分の制作ペースより遅い人とまじめに制作しようとしたら健康に害だ!と気づき

もろもろの制作サポートからも手を引いたのもこの時期。


で話をもどすと このレトロフューチャーは2021年の最初にもう完成していたアルバム。

リリース渋滞で出せずにいた作品

ということで2022年まっさらから作ったアルバムは皆無。。。。

極端だ。。。


とこんなところからわかるように ガガガガガっといっぱいアルバムを作る事も

健康上の理由でぱたっと止まる事もありうる

ある日急に音楽活動が終了する人生も終了するという危機感はずっともってやってきたが

神経一つで全く動かなくなるという経験で恐れよりも 諦めが来るなと痛感した。 

できるうちしかやれないよが 脅しとかじゃなく まぎれもなくやってくる

現実なんだなと。 なので今できるうちに できるだけ 会える人 縁があるかぎり

良い悪い関係なく 一緒になんか作ってみよう やってみようって気持ち

ただし作業ペースの遅い人とやると自分の命を縮められるので、

そこだけは自分の中で新しい絶対ルールとなった


なんか1年に6枚くらいアルバムつくれるだろ!?と思っていたが

体調の限界という壁をひしひし感じ なんだろうか?と無駄に 遠い気持ちになる

できることと理想の差は未だそんなに感じてはいないので

精神的にはふわっとしてるんだけど、より自分の体調に関して敏感に考えるようになった。

ちょっと頭がくらっとするだけで神経のどこか?!?って具合で

それと 昔 自分がこの年に病気で死ぬってのを何度か見てリアルに覚えてたので

きたか?!って気分もあった。 

寒くなってきて雪が降るとほんと気分がしおしおになっていやね