すしそばてんぷら
食いしん坊、お相撲さんに憧れて
小説も食べ物系が気になる!
産後太り解消ダイエットをしているけど
我慢しているせいもあってか、最近
週に一回はどか食いしたくなる。
(しかも3月はすっかり心折れて
ほとんど痩せず、すっかり停滞気味)
鳴門親方(琴欧洲)のブログを見ながら
お相撲さんになりたいなぁ。と
ため息が出ることも。
"これ3にんでぜんぶたべます”
とか書いてあると、
もちろん私が完食できる量ではないけど
いいなぁと思う!!!
美味しそうなものを
たくさん食べられるなんて夢のようじゃないか!
お相撲さんは食べるのも仕事な訳だから
楽しいだけじゃないんだろうけど。
さらに最近は、本屋さんでも
美味しそうなタイトルに反応してしまう。
「すしそばてんぷら」って
”どう考えてみも全部好き”って
心の中で叫んでしまった。
ありそうでない、
素晴らしいタイトル!!!
年長者の話をたくさん聞いておこう
「すしそばてんぷら」/藤野千夜
隅田川のそばで暮らす主人公は
早朝番組のお天気お姉さん。
祖母と2人で生活しながら
下町の魅力に気付き始め
”江戸まちめぐり”というブログを
スタートさせる。
下町で食べ歩きをしながら
出てくる江戸のうんちくが
どれも興味深い。
そしてもちろんどれも・・・
すしもそばもてんぷらも
おいしそうで食べたい!!!
とにかく下町グルメはどれも食べたくて
たまらなくなるのだけど
主人公が同業に近いので
ちょっぴり複雑な思いもありつつで読み進めた。
主人公はかわいげがあって素直だから
仕事も順調に舞い込んくるんだと妬んでしまったり。
こんな上手くいったらな~と夢見つつ
足りなかった部分を突きつけ付けられる
ようでもあり、ほろ苦い気持ちにも。
うーん、まあこれからがんばろう!
歴史ある名店が次々登場する中で
行ったことがあったのはかんだやぶそば
「そしそばてんぷら」を読みながら
お店の風景や店員さんの声
そばの香りや濃い色のそばつゆが
思い出された。
おいしいそばが食べたい!
火事になる前に行けて良かった~。
この物語のキーマンは祖母。
主人公に知恵を授けて
気持ちを引き上げて・・・
江戸と下町の事情通でありながら
iPadを使いこなして
レシピ検索しながら料理をする
新しいもの好きな生粋の下町娘。
そんな祖母とたくさん話をすることで
主人公の仕事や生活は良い方向に
導かれていく。
私ももっとおばあちゃん、おじいちゃんと
話をしておけば良かった。
元気なうちに聞きたいことが
たくさんあったのに・・・と
おばあちゃんとたくさん話ができる
主人公が羨ましくなる。
祖父母と孫ならではの距離感ってあるよな~。
娘たちにはおじいちゃんおばあちゃんが
元気なうち色んな事を聞いておくように伝えよう。
今思えば、一緒にいられる時間はあっという間。
せつないな。
おばあちゃんから知恵によって
孫が奮闘する話なら中山七里さんの
「静おばあちゃんにおまかせ」も良い!!!
テレビはちゃんと見られなくて残念だったけど
年度末にドラマ化されていて
この作品好きだったと思い出した!
写真は、春休みに帰省した時のあれこれ。
子供の頃祖父母にも連れて行ってもらった
くりはま花の国では、今ポピーが咲き始め。
でも、マーガレットもキレイだった。
桜あんのたいやきと
インターコンチネンタルホテルのイタリアン
バイキングと、故郷には、
大好きなものがたくさんあるなぁ。