刀削麺作りへの挑戦
この記事は汁Advent Calenderの17日目の記事です。
どうも、ふせよしです。今年もアドベントカレンダーをやることになってしまいました😵過酷ですが、書いていきます。
さて、今年も汁ではNEEDY GIRL OVERDOSEやボート釣り、アトリエ、魚探、白昼夢の青写真、CR浜崎あゆみ物語、尻手、紙、亀、○○エロい!など様々なコンテンツが流行し、そして廃れていきました。そんな中でも今年一番流行っていたのは、
ヘブバンだったような気がします。コラボカフェとかも行きましたし、なんだかんだ1年ずっと話題に上がってたものはこれしか思いつきません。
自分はノベルゲーム系のゲームはほぼやらないしアニメもそこまで見ないので、麻枝純さんが携わってる作品には初めて触れたのですが、話のテンポとかは悪くなくて楽しめてます。(いちいちダンジョンとか挟まるのはテンポ悪いですが…)スキルの拡張性があんまなさそうなのは不安だし、周回とかめんどくさい部分はありますが、周回とかは今後若干改善されそうなので色々なコンテンツとかいろいろ増やしていって欲しいですね。ちなみに私が一番好きな部隊は30G部隊です。
さて、今年1年汁を盛り上げたこのゲームに感謝ってことで、このゲームに関連する料理を作っていこうと思います!ヘブバンに関連する料理といえば、
そう!刀削麺ですね。(最近はそこまで言ってないですが)そういうわけで、全く作った経験はないですが刀削麺を作っていきます。自分の料理記事は奇を衒いすぎてる感じもあるので、今回は変なことしないで普通に料理を成功させることを目指します(`o´)
さて、まずは刀削麺の生地を削るための刀を買います。ちゃんとした道具を揃えるのは料理を成功させるために重要ですよね。良いものを探していきます!
え?
やめます…
そういうわけで、買ったのはコレ!
ステンレスの板(200×100×1mm)です!最安値(600円くらい)だったのでこれを買いました。コーナンで探したんですが、売ってなかったので通販で買いました。コーナンアンチになります。
あと、
ダイヤモンドヤスリと砥石です!まずはこの2つを使ってステンレス板を削って刀削麺用の刀を作ることから始めます。
砥石で仕上げていきます。水に砥石をしばらく浸した後、15度くらいの角度で砥石に板を当てて削ります。この工程でだいぶ効率よく削れるので、ヤスリで削るのにそんなに時間をかけなくてもいいかもしれないです。
麺を切り飛ばすために刀の一部を蹴ったり体重かけたりして曲げます。絶対に固定用のクランプとかがあった方が曲げやすいし安全なので真似する人は固定用の道具を買いましょう。
これで完成です!(画像で見ても尖ってんのかよくわかんないですね)
我が家の包丁と比べたサイズ感はこんな感じです。デカすぎ???
この比較をしてるあたりで、もしかしてこれを作ってるだけで銃刀法違反になって捕まったりするんじゃないかと不安になって調べたんですが、大丈夫そうでした。
法には触れないので皆さんも作りましょう!
まあでも良い包丁は力を入れずにスッと切ることができるって言いますが、これの切れ味は力を強く入れるとメリッと切れるって感じですね。本当に作れるのか心配になってきました。
さて、これで刀を完成させることができたので、次は麺の生地を作ります。
〜レシピ〜
小麦粉(中力粉) 300g
水 90ml
塩 10g
ある程度大きめに作らないと削る時に削りにくそうだと思って多めに作りました。
小麦粉をボウルに入れて、上の分量で混ぜた塩水をボウルに投入して捏ねます。しばらく捏ねてるとまとまってくるので、生地を寝かす時間を取りつつ捏ねるのを繰り返します。1時間半くらい捏ねると、
1つにまとまったのでこれの形を細長く整えます。
整えた生地を持って、上の写真のような感じでいよいよ削っていきます。まずは実際茹でるものを作る前に少し削る練習をしました。
………???
なんかの残りカスのようなものを量産し続けることができませんでした😭😭
〜敗因〜
生地の硬さ
捏ねてる途中から違和感はあったのですが、この生地は冷蔵庫に入れっぱなしにした干し芋くらいの硬さをしています。カッターやピーラーを使って切るのも試したんですが、全然切れなかったので自作の刀の切れ味が悪いわけではなさそうです(本当に?)。生地を作り直して再チャレンジしようかなーと思いました。
さて、それはそれとして作ったものを一切食べないのも勿体無いので、一応削って食べることにしました。まずはスープを作ります。いろいろ味付けはありそうですが、大体辛そうなので今回は坦々麺のスープを参考に作ります。
〜スープレシピ〜
ひき肉 100g
豆板醤 大さじ1程度
甜麺醤 大さじ1程度
酒 大さじ1
練りごま 大さじ2.5
鶏がらスープの素 小さじ1
醤油 大さじ1
酢 小さじ0.5
水 300ml
小松菜 1房
ひき肉をフライパンに入れて、ひき肉に火が通ったら豆板醤、甜麺醤、酒を入れます。
酒の水分がある程度飛んで、写真みたいな感じになったら肉味噌は完成です!
肉味噌ができたら水を投入して、沸騰させつつ他の調味料を入れたらスープは完成です。
では、麺を削っていきます。
さっきと同じ感じで沸騰した湯を張った鍋に向かって構えて、カスみたいなのを量産しつつ切り飛ばしていきます。
生地の半分程度切って、5分くらい茹でたら適当にお湯を切って麺は完成です。なんか鶏肉っぽく見えてきました。麺だと思うととてつもなく不味そうに見えますけど鶏肉だと思えばまあ食えそうな気がします。
さっき作ったスープに小松菜と麺を入れて完成です!
食べた感想ですが、ある程度大きく切れている生地はツルツルした感じで思ったより食感も良くて意外に美味しかったので、ポテンシャルを感じました。小さいものはフニャフニャな感じで食べるのはだいぶしんどかったですが、スープが結構美味しく作れていたのでまあ食べることができました。
残った生地の半分は適当に伸ばしてオーブントースターで焼いてみたところ、カチカチのナンができました。まずかったです。
さて、上の刀削麺?を作って数日してから生地を作り直して再チャレンジしました。
〜レシピ〜
小麦粉(中力粉) 200g
水 90ml
塩 8g
一度目より小麦粉の量を減らして生地を柔らかく作ります。前回と特にやることは変わらず、塩水を満遍なく小麦粉にかけて捏ねて、30分くらい捏ねてまた寝かせてを繰り返します。
きれいにまとまりました。前回の生地は冷蔵庫に入れっぱなしにした干し芋くらいの硬さと言いましたが、今回のは買ったばかりの食パンくらい柔らかいです。期待が高まってきました。では、この生地を削っていきます。
あれ?
〜敗因〜
刀がデカすぎる
一度目と違って少しは切れますし、ある程度はまとまったものを削れるので進歩はしているのですが、刀の取り回しが最悪すぎて細く切るのが不可能に近いです。刀を作る際に曲げた部分も、刃が長すぎてそこに到達する前に麺が脱落してしまいます。もしこの記事を参考に刀を作る人がいたら刀のサイズ感には気をつけましょう!
さて、一度目と同じく作った生地が勿体無いので一応全部削って食べました。(生地の半分くらいは刀がデカすぎて怖かったのでカッターで切りました。)
スープのレシピは先程とほぼ同じなので割愛しますが、一度目のスープはあんまり辛くなかったので豆板醤と甜麺醤を1.5倍くらい入れました。
紙用に買ったヘブバンのプレイマットを敷くことで、コラボカフェ気分になれます。
辛うじて劇太の麺に見えなくもない物体1号
食べた感想ですが、スープはいい感じの辛さで普通にうまかったし、麺もすいとんみたいな食感で意外にも美味しかったです。ただ、これが刀削麺かというと異常に歯応えがあって違う感じもしますし、もっと細く長く切るために練習とか道具の改良が必要だなーと感じました。
もう一度刀を作り直して再チャレンジしたいところだったのですが、板の配達とか刀を作るのにかかる時間を考えるとこの記事の投稿日には間に合わなそうだったのでここでタイムアップです。
だいぶ研ぐのとかが大変だったのでしばらくはやらないと思いますが、また気が向いたときに刀を作って、生地作りとかを練習して完璧な刀削麺を作ることを目指したいと思います。
あと、この記事を書いていて一番問題だと思ったのは、自分が刀削麺を一度も食べたことがないので作ったものが刀削麺に似ているのか全く判断ができなかったことですね!まずはそのへんの中華屋に行って本物の刀削麺を食べてこようと思います!
おわり