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お墓参りの作法

2018.03.31 10:10

お墓参りの正しい作法の前に。


先祖供養=宗教と関連付けする人もいるかもしれないが、最初に先祖供養を説いたのはお釈迦様でもキリスト様でもない。

第一人者は、中国の思想家・哲学者である【孔子】という人物なのだ。

孔子といえば、言わずもがな【儒教】の始祖である。

儒教とは宗教ではないのか? と思う人もいるかもしれないが個人的にはスピリチュアルと一緒で一種の【哲学】であると私は思っている。

⇒先陣切ってこんなにも素敵な教えを説いてくれた孔子様の思想を絶やすことなく、私たちはご先祖様を敬い、感謝の念を示し、共に魂の向上を目指すのです。



たとえ人生で大きな災厄が荒波のように襲ってきても、普段から神、守護霊、先祖への感謝を怠っていなければその災厄は静かな白波が押し寄せる程度で済むのですから。

見えない存在へ常日頃より感謝をしているか否かで人生の明暗はハッキリ分かれる。

晩年になってからその気持ちを抱いてもそれはもう遅すぎるのです。本来は物心ついた時分から、そういった念を育むべきではないかと思う。


ただ、感謝を伝えたから人生が明るいものになるとは限りません。


普段の行い、徳積み、波長、不運期、前世の因など様々な要因によって私たちの人生は陽にも陰にもなりうるのです。


どちらにせよ、現世で起こる出来事には全て意味があり、それは魂向上に繋がる素晴らしい経験なのです。


【お墓参りの作法】

①、墓石へ一礼。


②、綺麗なスポンジに水を含ませて上の石(棹石)から順に丁寧に拭く。(水を直接かける人もいるが、墓石の劣化に繋がる)


③、乾いた綺麗なタオルで表面の水気を拭く。(水気を拭かないと、染みや欠けの原因になる)


④、墓石周りの掃除。(雑草や苔も根っこから取る)


⑤、線香立て、ローソク立ての掃除。(蝋が落ちない場合はお湯をかける)


⑥、花の入れ替え。(蓮の花or白い菊がお勧め。お釈迦様が座っている所が蓮の花の上であり、極楽浄土にも蓮の花が咲いていると言われているため縁起が良い)


⑦、ロウソクに火を灯し、その灯明でお線香に火をつける。


⑧、合掌をして、頭を垂れ、【近況報告・日々の感謝・ご先祖様の魂向上のための応援】をお伝えする。


※墓石は一般的な三段墓を想定しています。

※宗教、宗派、地域などによって上記とは異なります。