In a little Hula Heaven

この短いお話しは、東洋の片隅の島国で起こった

不思議なくらい笑えてしまう実話です♪

11月30日（水）。18時からスタートと宣伝している。

当然、スタートが18時なので、お客様は店内にいる。

18時なのに、白片タケシさんが居ないのにも関わらず

店内は、笑い声にあふれている。

「前の仕事がおしてしまって遅れるけど大丈夫かな？」と

タケシさんより連絡があると「タケシさん売れっ子だね。」

とか、「忙しいのは良いことだね。」とか店内は楽しそうに

笑顔にあふれかえっている。

それも、会話の内容が…。

ワイハのチーフの差し入れの「ヤクルト1000」は

かなり手に入れにくいとか、神宮球場が好きだとか。

YUMIKOさんのハワイのお土産「ポップコーン」を分け合って、

ポップコーンと言えば、映画館だよねとの話しになって、

ドライブインシアターの淡い思い出を語りだす。

挙句の果てには「初めてのデートはどこ？」という

立派な大人の方々が「恋話」を披露している。

あまりにも楽しくて、その後のタケシさんからの

「ヒサノリ代打頼む！」というメールに気づくのに

ちょっと時間が経っちゃったりしたけど、

それを合図のように、皆さんご自分のパートにつく。

そして、いたって普通に、演奏を始めだした。

その後まもなくして、今夜のメインが登場した。

そして、あっという間に時間が過ぎて、皆さんを見送る。

タケシさんを中心に、楽しそうに駅へと遠ざかる。

店の前の路地の角で、皆さんが僕たちに手を振ってくれる。

僕たちも、手を振り返す。

きっと、僕の隣りで同じことを思っているのだろう。

「この店は、ふつうの店ではないけど、ここは、ひと時の

　HEAVENであったら嬉しいな。」

こんな、短いお話でした。おやすみなさい。

【おまけの写真】

康子さんからお土産にもらった「梅園のあんみつ」は、

片づけを終わらせた後で、ゆっくりいただきました。