30MS リリネル レビュー 2022.12.03 07:33 今回のレビューは、ノンスケール、30MINUTES SISTERS より、“リリネル[カラーA]” です。 バンダイスピリッツが展開するオリジナルガールキットシリーズ、30 MINUTES SISTERS(30MS)から表情豊かで元気いっぱいのシスター、“SISーTOO リリネル[カラーA]” が発売されました。 バンダイスピリッツが2019年から展開するオリジナルプラモデルシリーズ、30 MINUTES MISSIONS(30MM)。 いわゆるリアルロボット系の量産機をコンセプトに、その名の通り30分ほどで組み立てられるシンプルな共通構造に多種多少なオプションパーツを組み合わせることで手軽なカスタマイズが可能なシリーズとして登場しました。 まぁ、ぶっちゃけ最初は思いましたよね。 これ、FA(フレームアームズ)のパクリやん・・と。 今でも思ってますけども(笑)。 とはいえそのシンプルさ、低価格路線で今では一定の地位を築いた感はあります。 新製品が入手困難になったりする状況も、商業的には成功していると言えるのかな。 一方で、当初はそうでもなかったように思うのですが、ここ最近はなんか既視感のあるデザインが増えてきたような・・ ある意味いろいろと開き直っているのかもしれない。 で、その開き直りの最たるもの(?)が、スピンオフとなる30 MINUTE SISTERS(30MS)であることはもう弁明の余地もないでしょう。 ともすると、これがしたかったがための30MMだったのではないかとすら思えてしまう。 FAからのFAG(フレームアームズ・ガール)の流れを完全にトレースしているでしょうよ、これは。デザイナーも島田フミカネ氏だし。 呼称がガールではなくシスターだからオリジナルなんだという理屈ならば、もうそれは日本人の発想ではないんよ・・ というのが第一印象で、それは今もさほど変わっていないんですが、これまたすでに一定の地位を築いてはいるんですよね。30MS。 ただ手に入らない。 第1弾のリシェッタが発売されてから、なんだかんだ1年以上経っており、シスター本体は5種類ほど、各種オプションパーツも複数発売され、それぞれ何度も再販されているというのに、僕個人はけっこう長いことズラ(オプションヘアスタイルパーツ)しか現物を見たことがありませんでした。 最近になってようやくハンドパーツやボディパーツも稀に見るようになったくらい。 各通販サイトでも再販含め軒並み転売価格という状況がずーっと続いていて、むしろガンプラよりも状況は酷いように思えます。 もちろん、大量に店頭に並んでいる画像がTwitterに流れてきたり、実際に複数購入して楽しんでいる人もいるわけですが、出逢えない人はとことん出逢えないんですよね。 僕自身、これはもう手にする機会はないなと思っていました。 まぁ、僕は30MMからしてパクリだと思っているので、30MSもどうしても欲しいという感覚はなかったので飢餓症状に陥るまではなかったんですが。 まぁ、30MMもいくつかは買って実際に組んでいますし、もちろん敵視まではしていません。 30MSについては、単純にどの程度のものになっているのかという興味はありましたし、機会があれば買いたいな、というくらいの感覚でいました。 なので今回、新製品を発売日に手に入れることができたのは、無欲の勝利と言えるのかもしれませんね。 いやまぁ・・事実としては勝利ではなく敗北なんですよね。 そもそもの目的は、Figureーrise Standard のミオリネだったので。 去る11月26日。開店20分前の某家電量販店。僕は最後尾に近かったと思います。 店員さんが持つパネルには、すでにミオリネにバツ印がついており、あぁ、ダメだったかとがっくりしたところに、あれ? 30MSはまだあるやん・・と。 同日発売というのはなんとなく知っていたんですが、端から30MSが買えるなんて思ってもいませんでしたし。 というか、まさかミオリネのほうが先になくなるとは思いませんでした。 あらためて、水星の魔女の勢いを感じましたね。 これが11月初めの発売だったら、もう少し入手しやすかったかもしれないなぁ。 ともあれ、今から他の店に移動したとてミオリネが手に入る保証もなし、ならば今度巡り逢える機会がないかもしれない30MSを確保しておくか、と行列に並びました。 およそ一時間後に行列ははけたのですが、結局リリネルは3個残っていましたね。 おそらく入荷個数は60個。 ミオリネもたぶん同数だったろうと思います。ギリギリ逃した感じかな。 まぁ、ミオリネにしても、先月たまたまスレッタが手に入ってしまった(同じ店で)から、なら相方もと思ったに過ぎません。 彼女もしばらくは毎月のように再販されるようですから、縁があればまた出逢えるでしょう。 ・・と、久々に前置きが盛大に長くなってしまいました。 なんの話だったかな? あ、30MSのリリネルですね(笑)。 そんなこんなで図らずも初30MSとなりました。 今回が最初で最後になるかもしれませんが、レビューしていきます。 キットはパチ組みしたのみです。パッケージ フミカネ氏描き下ろしのイラストが目を惹きます。 箱の縦横サイズは30MMと同じで、平均的なガンプラHGとも一緒。 厚みは一般的な30MMよりはありますが、それでも薄く、価格的なことも考えると30MMやHGガンプラの1.5~2倍くらいはする感覚です。 それでもコトブキヤのガルプラなどと較べると半額~1/3くらいなので、まぁ低価格ではあろうと思いますが、付属品は最低限なので、別売のオプションパーツ類を加えて同等のボリュームにした場合、結局はさほど変わらないんじゃないかなぁ。ノーマルモード いわゆる素体モードですね。 第1弾のリシェッタと較べると、第2弾のティアーシャ、第3弾のルルチェは少し小柄になっていたようですが、今回のリリネルはさらに小さく、イメージ的には小学校高学年か、中学生くらいのサイズ、プロポーションになっていると思います。 胸部、腹部、腰部と分かれてボールジョイントでそれぞれ可動する胴体。 腕部、脚部はそれぞれロール可動する部分にスペーサーパーツを咬ませる。 手首と足首球体ジョイントなどなど・・ 本体の構造については正直既視感しかないのですが、そのあたりは数あるガルプラシリーズのほとんどが似たような手法を採っていますし、もはやどこのなにが最初かなんてことはよくわからないので目くじらを立てることではないのかも。 30MSではそういった基本構造をできるだけシンプルに、パーツ数も少なく実現しようという試行錯誤が見てとれます。 腕と脚の付け根の肌色部分は1パーツ成型になっているほか、 メカ部分の合わせめはすべて段落ちモールドで処理されるなど、事実上合わせめが一切出ないところはガンプラ、30MMで培われたノウハウが活かされていてさすがと思わせてくれます。 ただ、パーティングラインは出ますが・・ 色分けも成型色で完全再現されており、カラーシールの類いは付属せず。 まぁ、カラーについては初めから成型色だけで再現できるようデザインされているのでしょうが。 ところで “カラーA” というのはなに? 肌の色の区別なのかな? フェイスパーツは3種類。左目線クール顔 いわゆる通常顔ですね。正面向き笑顔 これは叫び顔にも見えます。 口の開け方がどっちつかずなのかな? 口内は別パーツで塗装されています。 真ん中に筋彫りがされている白色成型のパーツも付属し、交換することで歯を食い縛ったような表情にもできます。 けどちょっと違和感あるな・・正面向きの泣き顔 こちらは口内含めた一体成型です。 これらフェイススパーツすべてタンポ印刷での再現。 フミカネデザインの再現度はまぁまぁ高いと思いますが、印刷自体の精度となると・・やはり最近のコトブキヤには及ばないかな。 色数も少ないですし、奥行きが感じられないというか。少し平面的な印象です。 あと妙に淡い色調はあえてのことなんでしょうか? とはいえこれまでのバンダイ製ガールと比較すると圧倒的に可愛いことは間違いありません。 なお、のっぺらフェイスは付属せず、アイデカールもないので別表情は作れません。 別売のオプションであるのかな? フェイスパーツ自体はほかの30MSと互換性もあるんですよね。 ちなみに、フェイスパーツはおでこまで造形されています。 ちょっと珍しいかも。 後ろ髪はスイングできますが、可動域はさほど広くありません。 毛先はバンダイ製プラモにしてはかなり鋭い造形になっています。 まぁ刺さりはしませんが。 それでは本体の構造面について。 基本的な部分はよくあるガルプラですので、特徴的な部分のみいくつか紹介していきます。 腕部付け根の接続部は胴体側でわずかに可動。 なお胸部のボリュームは身長相応に控えめなのですが、魅惑の空間が・・ バンダイもこういう部分にまで気を遣えるようになったんですね。 その上の兎ワッペン(?)も可愛い。 意外にも独特だなと思ったのが、ハンドパーツ接続用の球体ジョイント。 ロール面が軸に対して斜めになっています。 なので、この状態から動かすとこうなる。 Figure-rise Standardのスレッタもそうだったのですが、ちょっと慣れるまで時間かかりますねこれは。 いつもと同じ感覚で動かそうとして壊してしまいそう。 そもそも斜めに動くことにどういう意味があるんだろう? せめてものオリジナリティとかいうことだとしたらやめてほしいんだが・・ なお、ハンドパーツは画像の指を開いた状態の平手のほか、、閉じた状態の平手、握り手、武装持ち手が左右分付属。 武装持ち手のみ、ジョイントと一体型で、ロール面は軸に対して水平です。 股関節軸は上下スライドではなくスイング方式を採用。 そして、ロール面自体が体幹に対してわずかに斜めになってもいます。 これまた少しクセのある部分です。 スカートは通常状態のもののほか、 なびいた状態のものが付属。 交換することで脚部の可動域が広がります。 ただし、交換するには脚部と股関節を外す必要があるので地味に面倒です。 腕と脚のスペーサーパーツは3㎜軸付きのものも付属。 穴ではなく軸というところにも独自性を・・というわけでもないか。 たんにサイズ的な問題ですかね。 脚部には膝上と膝下の2箇所に3㎜穴があります。 通常ではピンクのアクセサリ(?)パーツで蓋をするのですが、これが一旦付けるとなかなか外しにくい・・パーツ自体小さいので紛失にも注意です。 一応、予備が2つ付いています。 ふくらはぎにもダボ穴がありますが、これは別売のオプションパーツ用ですね。 リシェッタなどには脛や前腕の側面にも同様のダボ穴があったようですが、リリネルではオミットされています。 サイズ的な問題でしょうか。 背中と腰裏にも3㎜穴が配置されています。 チラ見できる肌色に、こんな場所にもワンポイントでウサギが。可愛らしいですね。 オプションとして拡張用のアタッチメントパーツが付属。 この2つ並んだ穴は30MMや最近のHGガンプラのバックパックパーツの接続規格と共通の間隔になっています。アームドモード いわゆる武装モード。 とはいえ、ウサミミ付きのヘッドホンと腕部にアーマーパーツを装備しただけでかなりあっさりしています。 下半身には一切追加パーツがなく、本当に最低限の体裁だけ整えた感じですね。 頭部にはウサミミ型のセンサーを備えたヘッドホンを装着。 前髪ごと交換(頭頂部のパーツも取り外します)する仕様です。 ウサミミ部分の色分けも細かいですね。 腕部は上腕以下を丸ごと交換。 スペーサーパーツも軸付きのものと交換してアーマーを取り付け。 手首部分にも軸付きのスペーサーパーツを付け、ウサギの顔がモチーフのガントレット状アーマーを装着します。 先端部はクローと砲口を備えたようなデザインになっていて、ハンドパーツは取り付けません。 砲口は3㎜穴なので、オプションパーツ類での拡張も可能。 手持ちの武器などは付属しません。比較画像 バンダイも、これまでにいくつかガルプラと呼ばれるものを世に出してきたわけですが、 ちゃんとシリーズ化されているものは今のところは30MSとガールガンレディだけ・・ですよね? なので、まずはそのガールガンレディのコマンダーアリスと並べてみました。 ほぼ同時期にシリーズ開始となった30MSとガールガンレディですが・・ まぁね。いったいなんだったのか? と問われても、たぶん誰も答えられないですよね、ガールガンレディのことは(笑)。 こんなの作ってる暇あったらもっと30MS作れよ、とか散々言われてた気がする。 まぁいろいろと中途半端なシリーズではあったと思います。 謎の特撮ドラマとのメディアミックス企画ではありましたが、そのドラマも微妙だったし、ガールガンのキットもギミック面で物足りないところがありました。 でもレディコマンダーのキットは、決してそこまで悪し様に言われるほど酷いものではないと思うんですよ。 少なくともボディは。問題はやっぱり顔なんだよなぁ。 ガルプラは顔が命。 もちろんそもそものデザインの善し悪しもあるとは思いますが、シールおよびパーツ分割による成型色で顔の造作を再現するという、バンダイはわりと長いことずっとその方法でやってきたわけですが、結局それじゃダメだったんだよね。 なかには水転写デカールを採用することで、ほかと較べてぐんと可愛く仕上がるコもいましたが、そんなのは突然変異のようなもので、バンダイ製ガールはだいたい顔が・・という印象でしたね。 30MSでタンポ印刷が採用されたのは、そんな状況だったバンダイにとっては革命だったでしょう。 コストだったり精度だったりの問題で、やりたいけれども二の足を踏んでいたのかもしれませんが。 30MSは、おそらくバンダイ自身の予想を遙かに上回る反響を得たはずですが、仮にほかの要素がまったく同じでも、フェイスパーツが従来通りの成型色分割やシールでの再現だったなら、やはりそっぽを向かれていたことでしょう。 ぶっちゃけ、顔さえ可愛ければ多少の粗は見逃してもらえるのがガルプラ界隈なのです(暴論ww)。 まぁ、それは現実世界でも多少は当てはまるか・・ 手許にあったほかのバンダイ製ガールたちと一緒に。 ・・うん。やはりリリネル(30MS)だけが異質。 まぁだいたいがでかいんですよね。バンダイ製ガールは。 このなかだとアヤメさんと、ロボ娘だけどモビルドール・サラの出来はイイと思います。 しかし一番右の人はなにはどうしてこうなったんだろうね? もう30MS作ってた頃のものなのにね・・ コトブキヤ製ガール代表、FAG バーゼラルドと。 リリネルはヘッドホンだけ装着。バーゼは素体モードで。 同じウサギモチーフということで並べてみました。 ちなみにバーゼをデザインしたのもフミカネ氏。 髪形も一緒やし。 メガミデバイス 相河愛花と。 リリネルはノーマルモード。愛花は素体モードで。 背丈やプロポーションがほぼ同じくらいなので並べてみました。 メインカラーもほぼ一緒だし。 女性型30MM、スピナティア(アサシン仕様)と。 サイズとボリュームはだいたい一緒なんですね。 価格はほぼ倍ですけど。 タンポ印刷にそれだけコストがかかるのかな。なお、頭部はそのまま挿げ替えることが可能です。 リリネルに専用のジョイントパーツが付いていたので、それをがないと付かないのかと思ったんですが、これは干渉を避けるためのものなのかな。 なお、付けた場合はこんな感じ。 キリンみたいになったな・・以下、画像 まずノーマルモードで。 可動性はそれなりですね。 やはりコトブキヤで慣れていると物足りないところはあります。 横への開脚はこれくらいが限界。足首はそこそこ柔軟に動くので、接地、自立はとくに問題ありません。 なびきスカートの場合でも腿上げは90度ほどなので、立て膝はこれくらい。 膝は二重関節なので深く曲げられます。 身体は硬いですね。 前屈は全然できませんし、逆方向に反るのも同程度。 でもまぁ、可愛いからいいや(笑)。 アームドモードで。 とくに背負いものもなく、干渉が増えるわけでもないのでノーマルモードから可動性が落ちることもなく、当然上がることもなく・・ 脚の正面に3㎜穴があるというのは案外新鮮ですね。 こんなふうに後ろを見せたちときのスタンド穴にもできますし。 でもやっぱり、もう少し体幹部の可動性が欲しいな。 30MMやエグザビークルのパーツを使ってカスタマイズ。 まずスピナティア(アサシン(仕様)のアーマー類を装着して、高機動中距離戦タイプ。 鋭角な各部アーマーがスラスターやウイングのようにも見立てられていい感じ。色味もマッチしてますね。 ハンドガン2丁装備で格好いい。 エグザビークル(アタックサブマリンVer.)を分割装備で水中格闘戦タイプ。 アームドモードの左腕にノーズソー(?)を直接連結。 右手でサブグリップを握るようにしたのですが、そこがまったく写ってない・・(笑)。 背中には拡張アタッチメントを介して、C型ジョイントでサブマリンの本体部分を取り付けました。 30MM カスタマイズウエポン(魔法武装)を装備して。 シールドはまたアームド腕部に直接取り付け。 持ち手については指がくっついているため、まっすぐした棒状のグリップしかもてないからこういう武器は持たせられないかなと思ったんですが、閉じ平手で挟むようにして持てました。 グラスレー社製リリネル。 これも拡張アタッチメントを使ってベギルベウのバックパックを装備しました。 背中だと後ろ髪が干渉するので、腰に付けてますが。 違和感がないのは仕方ない・・ これも、仕方がないんだ。 以上、“30MS リリネル” でした。 レビューするかどうかは迷ったところでもあるのですが、もう30MSを手に入れる機会もないもしれませんから、ちょっとした記念にというか、まぁそんな感じで書くことにしました。 バンダイ製ガルプラの進化を感じることができたという意味では、それなりに満足しました。 可動性は思っていたほどでもなかったのですが、まぁそこはマシニーカが異常なだけですよね。ちょっと麻痺しています。 実際のところ、至るところで既視感を覚える代物なのではありますが、そんなこと言ったらFAだってガンプラを参考にした部分はあるだろうし、優れたものが摸倣されるのは当然のことで、そうやってあらゆる業界、技術は発展してきたのですから。 とりあえず過去のバンダイ製と較べると圧倒的な可愛さを獲得しているので、もうそれだけでたいていのことはチャラになりますね。 ただまぁ、シリーズ展開の流れも含めてとなるとあまりに露骨で、素人感覚だと喧嘩売ってんのか? となるんですが、少なくとも表面上不穏な空気は感じられません。 結局、コンセプトが違うから棲み分けできるということなんでしょうかね。 30MSは付属品も最低限の本体キットに別売のオプションを組み合わせることによる手軽なカスタマイズ性を売りにして(いると思)います。 これは、豊富なオプション、組み換えギミックなどを含むオールインパッケージでの発売が基本になっているコトブキヤを始めとした他社のガルプラとは真逆の発想です。 ガルプラを改造して、いわゆるうちの子を作るモデラーさんは大勢いらっしゃいますが、そういったオールインワンのキットをベースにほかにもいろいろなパーツをとなると、かかるコストは膨大なものになります。 そういう意味では、必要な要素だけを選びやすい30MSの仕様は無駄も少なく、お財布にも優しいわけです。 しかしまぁ、それも本体や各種オプションパーツ類が豊富に市場に出回っていればの話ですけどね。 今回、僕は奇跡的にリリネルを購入することができたわけですが、意外や同時発売だったオプションパーツ類はすでに売り切れていました。 それ以前だと実店舗で見かけたのはヘアパーツやハンドパーツくらいで、これでは自由なカスタムなど夢のまた夢・・ コンセプトと市場流通がまったく噛み合っていない状況がまま続いているわけですよね。 一方で、一時入手困難な時期が続いていたコトブキヤの各種ガルプラは今や溢れるほどに供給されてきていて、それはそれで供給過多というか、我々はともかく店舗側にはあまり好ましくない状況になっている感じです。 需要と供給・・難しいですね。 30MSにしても、本当に欲しい人ばかりが買っているはずはないので。 転売なんか、そんなに儲かるとも思えないんだけどな・・ とかいろいろと考えていたら、リシェッタがまた再販されて、相当な数が出回っているらしいじゃないですか。 気が付けばEGストライク並みに溢れるようなことになるのかもしれない。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。