首の「かゆみ」の特徴 顎下からそのちょっと下までの部分
首の「かゆみ」の原因 〜あご下からそのちょっと下までの部分〜
まずは首の特徴を三点説明します。
・触る機会と動く機会が多い
・外気にさらされているので、刺激を受けやすい
・毛穴がないけど皮脂が多い
首は襟足と言われ、襟やマフラーが擦れます。
また、交差点で右見て左見て、また右見てなど。
グルグルと動かす部分でもあります。
外気に触れることが多い
Tシャツで過ごすから、触れることね〜って方もいますよね。
でも、外気と触れるということは花粉などの異物と接する機会が多いということです。
異物と触れるということは、刺激が多い。
襟がなくても刺激が多い部分です。
毛穴がなく皮脂が多い
毛穴がないというのは、保湿剤などが浸透しにくい。
その上、あご下はニキビなどができやすいですよね。
皮脂が多いのです。
首には毛穴がなく、あご下には皮脂が多い。
皮脂が多いということは、栄養素が豊富にある。
細菌などが繁殖しやすく、感染しやすいということになります。
これが首の特徴です。
さらに、首は無意識に触ってしまう部分でもあります。
「かゆみ」で一番の大敵は、「かく」という行為。
首は手が届きやすいので。
「かゆみ」が出ると寝ているときにもかいてしまいます。
日中は外気や服で刺激され、夜は寝ているときには手で刺激され。
首に「かゆみ」が起きると休まる時間がないのです。
「かく」ことで肌が荒れ、かゆみが起こる。
また、かく。
これの繰り返し。
首に「かゆみ」が出てしまうとケアをするのが難しくなります。
外用薬でのかゆみ止めは効果が薄く。
休まる時間がない。
「ケアタイム」を確保することが「かゆみ」治療の第一歩です。
「ケアタイム」はどこで作るのか?
寝ている時です、寝ている時にかかなくてすむように。
体の中から「かゆみ」を止めます。
「かゆみ」の正体は「炎症」です。
「抗ヒスタミン剤」という「かゆみ」を引き起こす物質が「かゆみ」を引き起こす部分にくっつかないようにフタをします。
さらに「H2blockerというタイプの胃薬」でさらにフタをします。
「抗ヒスタミン剤」と「H2blockerというタイプの胃薬」のダブルで体の中から「かゆみ」を抑えていきます。
これで寝ている時に無意識にかかないようにします。
これでも効果がない場合は。
飲む美容液と言われている、漢方薬を併用していきます。
首はよく見られる部分です。
見た目もよくするための「かゆみ治療」を行っていきます。