第201話:頑固な悪魔のデヌカを殺す(4):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

時には、

ヴリンダーヴァナの蜜蜂は

恍惚から非常に狂ったように、

目を閉じて歌い始めました。

主クリシュナは、

牛飼いの少年の友達たちとバラデーヴァと一緒に

森の小道を進みながら、

主のリーラーについて

友達たちが歌う間、

歌真似をして蜜蜂たちに応えました。

主クリシュナは鸚鵡のおしゃべりを真似たり、

またある時は甘い声でカッコーを呼び、

またある時は牛飼いの少年たちを大きく笑わせました。

時には、雲がゴロゴロなるように深い声で、

主は群れから離れて迷子になった動物たちの名前を

深い愛情を込めて叫びました。

こうして主は、

牛たちや牛飼いの少年たちを魅了しました。

…つづく

(10巻15章10-12節)