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はなねこ

12月の壁習字

2022.12.04 05:26

今月の壁習字は『自灯明(じとうみょう)』


自分の内側の灯り。

何かや誰かを信じ込んで依存し過ぎず

何が本当かを自分で見抜いて

自分を拠り処として生きること

(※わがままに自分勝手好き放題に生きるのとは

 またちょっと意味が違います)


今ちょうどクリスマスの街中イルミネーションが綺麗で

それを見ながら思ってたんですが


この自灯明の灯りっていうのは、

自分の中の小さい悟りや発見みたいなもので

発明も明かり、ひらめきも明かり、

ハッとしたアハ体験のような気付き、

芸術や創作も自分の中の一種の発電だし

闇が明るくなってその瞬間に自らの体験でもって

ハッと理解するという感じですよね


あと、自分の内側から起こる本当の癒しも

きっと光なんだと思いますよ。


自分を癒すやり方って大きくわけて

2つあると思うんですが


ひとつめはいわゆる自分に優しくするみたいなやつで

例えば、休む、寝る、身体に楽させてあげる、何もせずぼ~っとするみたいな癒し方もあるんだろうけど


でも逆にちゃんと意識して感じて、とことん本気で向き合うことで、

本当の癒しは起こるのかなとも思います。


身体をしっかり使うという肉体面の取り組みでも、

意識をしっかり向けるという意識における取り組みも

どちらにおいても同じです。

ま、楽ではないですけどね。


ヨガの練習において

身体や呼吸をしっかり感じながら、

意識のある小さい選択を繰り返していくことが、

自分自身を照らすことに最終的には繋がるのかな〜と。


結局のところ、深いレベルでは

誰かや何かに癒してもらうことも、

誰かを癒すこともできないです。

本当の癒しは自分の内側から起こるもの。


なんて

今日はおぼうさんみたいなお話でした。


ちゃんちゃん。