されど名刺・たかが名刺2
先般も、登山時、山頂で、世間話を知らない人としていた時の事です。
仕事を持っていると話すと、何の仕事か聞かれて、「行政書士」だと答えると、どんな仕事なのかと問われました。
それで、内容を披露すると、遺言相続の話が中心になりました。
そして、相手はとても関心を示してきました。
それで、どうしたらいいかという事を、相手が熱心に聞き出しましたが、最終的には、私の名刺をくれと言う事をしきりに言いだすので、渡して別れました。
つまり、名刺と言うのは、例え、スポーツや、買い物時でも、常に持ち歩くと言う事が大事だと言う事です。
勿論それがこの先仕事につながるかどうかわわかりません。
しかし、こちらの職業・住所・氏名電話番号などを名刺という広告媒体の1つでもあるものを、世間に広めるわけですから、持ち歩かなければなりません。
●「自分を売る」
昨今は、個人情報管理が厳格に問われる時代なので、仕事でもないと兎角、名前すら言わないのが普通になっています。
個人情報管理上、それはそれでいいのですが、会話というのは、相手を信頼出来ると思えば、当然ながら、身分情報を相手に最小限度でも教えないと、其れから進みにくいものです。
(人と言うのは、相手がどのような人なのかわからないから不安なのである事は、初めだけではありませんが)
勿論初回の信用度と次回の信用度と全く違うと言う事も有るので、そこは相手を見る目を養なうしかありません。
自分を公にできる所は公にしてみましょう。それで、知り合いや、友達が増えれば幸せな事です。
いい友達・いい知り合いが出来ると言うのは嬉しいだけでなく、「幸せな事」なのです。
大袈裟なことではなく、いつか別れるかもしれませんが、これに感謝すると言う事で、幸せを感じることも大切な事です。人間一人で居てはダメです。
少しでも「話せる人」づくりをしましょう。
<まとめ>「たかが名刺」でいいのです。
名刺は、財布免許証と共にいつでも持ち歩きましょう。
「今日は休みだから持っていない」と言う事も多いでしょうが、意識してして、持ち歩きましょう。名刺は、貴方の身体の一部として、小さな広告塔である事を意識しましょう。
特に、自営業者である人は尚更に、持ち歩くことを意識しましょう。
勿論、一般の人でも、マイ名刺を持っていると言う事と持っていないと言う事では、その意識に違いがあります。持ち歩くことで、自分の存在を確認すると言う意味合いもある事を考えてもみましょう。
1つには、定年後無職で、何もやる事が無いと言う人ほど、ボケやすいものです。
しかし、無職であっても、趣味などを印刷した、自分を表明する道具を持ち歩くことで、自分の存在をぼやけさせないことにもつながるはずです。そうすれば、ボケないことにも関連性が出てくることもあるのではないでしょうか。
その時当然に、ああだこうだと、名刺のデザインを常に考えることで、頭を回転させることも必要です。
兎にも角にも頭を使うのです。