Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編「三日遅れの七夕⑩」

2022.12.04 13:30

臣「お前!?その目…どうした?」





隆二「なにが?」





ぐらりと臣が前のめりになりかけた。





隆二「うわ!臣こそどうした⁉️あれくらいの酒で酔ったのかよ?」





支えようとした隆二は、そのまま臣を抱きしめた。





臣「…ちょっと目眩がしただけさ。それよりお前の目だよ」





隆二「俺の目が何?」





間近に隆二の顔がある。





目は?





怪しい色ではなく、いつもの隆二の瞳だった。





臣「っかしーな…やっぱちょっと酔ったかな?俺…」





隆二「よしよし。俺がずっと支えてるから、大丈夫だよ」





臣を引き寄せ密着し、その大きくて柔らかい背中を、まるでBABYをあやす様に撫でた。





臣「あ~、錯覚で良かった…」





隆二「なんならこのままベッド・インしよっか?」





臣「マジ?なんか久しぶりで照れる」





隆二「臣らしくもない 笑」





隆二「ん、肩貸してやるから、寝室までゆっくり行こ」





臣「ん…」





真横で臣が口を尖らせキスをせがむ。





隆二「寝室までの数分も待てないの?仕方ない旦那だね 笑」





隆二が臣の唇に吸い寄せられるように触れようとした時、ベランダの窓が勢いよく開いた。





つづく





*️⃣超不定期更新にお付き合い下さり、

いつもありがとうございます。