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身体を動かすエネルギー源

2022.12.07 07:43


こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。

本日は身体を動かすエネルギーの仕組みついて説明していきます。




人間の身体は筋肉の収縮によって活動します。

そのエネルギーとなるのがATPです。

ATPは主に炭水化物、脂質、タンパク質の3代栄養素から作られます。






1,炭水化物からの生産

ATPの主な原材料となるのが炭水化物です。

炭水化物は体内に取り入れられた後、グルコース(ブドウ糖)に分解されます。

血液中に放出されたグルコースは血糖として一定の濃度に保たれエネルギーとして使用される機会に備えます。

そして筋肉の中でグリコーゲンに再合成されるか、乳酸菌にまで分解されATPをつくりだします。この際に余ったグルコースは肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。

それでも余った分が脂肪となって体内に蓄積されます。




2,脂肪からの生産

脂肪は必要なときに遊離脂肪酸グリセロールに分解されます。

遊離脂肪酸は筋肉の中で分解されてATPとなります。




3,タンパク質からの生産

タンパク質はアミノ酸に分解されて主に筋肉作りに貢献されます。

タンパク質がATPの生産に使われるケースは少なく、体内に過剰にある場合や炭水化物や脂質が不足している時(極度の空腹状態)のもATPの原料となります。


こうして作られたATPは筋肉の中に貯蔵されます。

ATPがADP(アデノシン2リン酸)とリン酸に分解されるときにエネルギーを生み、これがあらゆる身体活動の源になります。





ATPを分かりやすくしている動画です。ぜひご覧ください。





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