酒粕の種類
シーズサロンです。
明日は満月ですね!
師走になり慌ただしい毎日。
寒くなって体調不良の方も増えています。食生活に気をつけて、お過ごしくださいね。
シーズサロンでは、毎月「腸活発酵セミナー」を開催しています。発酵食品は腸を整え、免疫力アップに欠かせない食品です。特に冬は身体を温める効果が高く、お勧めです。
先日は、酒粕を使ったお料理を学びました。
酒粕は日本酒を造る際に、発酵したもろみから日本酒を搾った残りの固形物です。
米と米麹が発酵したもので、たんぱく質・食物繊維・ペプチド・アミノ酸・ビタミンなど、米由来成分や麹菌・酵母が生産した代謝産物に富み、栄養価が高いと言われています。
そして製造過程で微生物達が産みだした100種類以上の酵素も含まれます。アルコール分が残っているので好き嫌いがあるかもしれませんが、上手に食生活に採り入れるといいですね。酒粕は意外と牛乳や豆乳との相性もよく、グラタンなど洋風料理にも良く合いますよ。
12月にも発酵教室があります。また腸活にお勧めの雑穀料理講座もありますので、ぜひご活用ください。
酒粕の種類
酒粕には主に3つの形状があります。
・板粕
平たい板状の酒粕で、もろみを搾る際に板状となって残った酒粕そのままを商品にしたものです。溶けにくいので水に漬ける時間を長くしたり、使う前に溶かしてペースト状にして使うのが一般的。好きな大きさに切って、そのまま焼いて楽しむのも美味しいです。
・バラ粕
板粕としてとれずに、バラバラに崩れた状態の酒粕。細かく砕かれているため板粕よりやわらかく、使いやすいという利点があります。
・練り粕
板粕やバラ粕を練って、やわらかいペースト状に加工したもの。なめらかで溶けやすく、調味料にも用いられる他、野菜や魚を漬け込むのもおすすめです。
もっとも料理に使いやすいのは練り粕だそうで、この冬1つ備えておくと料理の幅が広がりそうですね。
◆簡単酒粕漬物
きゅうり、にんじんなどを食べやすい大きさに切る。きゅうりは水気を絞ると良い。
練り粕大さじ1,塩麹大さじ3をよく混ぜて、そこに切った野菜をつける。1晩で美味しくいただけます。