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認知症は、身体から始まっている!?

2022.12.07 11:40

【認知症】とは、

さまざな原因により脳細胞が死んだり働きが悪くなって記憶・判断力の障害が起こり、
生活に支障をきたす病気であり、 単なる「加齢によるもの忘れ」とは違うともの


そう、言われている。

そして、

高齢化の進展とともに、認知症患者数も増加しており「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、

2020年の65歳以上の高齢者の認知症有病率は16.7%、約602万人となっており、6人に1人程度が認知症有病者と言われている。

そして、はっきりと言い切られているのです

【認知症は脳の病気】
と。

で、

その2020年から始まったこの疫病騒ぎからもうすぐ丸3年・・・

認知症有病者というものが、一体なんだかよくわりませんが、
恐らくその数は減っていることはないでしょうよ。

でね、

【認知症】なんてハナシをしても、わたしと同世代あたりの40代そこらの皆さまには、
ご年配の方の問題であり、せいぜい自分の祖父母の方や親の問題と認識しているとは思います。

でもね、

こうやって毎日、

いろんな方のカラダと骨に触れているとね、

この【認知症】ってやつが、

どうにもこうにも

【脳の病気】

とは思えないのです。

最初の写真にもありました、このうつ伏せのままなぜか片脚を上げている男性の写真。

本日 初めてこの身体調律スタジオUにセッションを受けに来てくれた

大学時代の同級生なのだが、(事後報告だけど、写真使うね~)

彼は別に、意識してこのうつ伏せのまま左脚を挙げているわけではない。

そして、

わたしの方も、左脚を挙げておいてくださいとも頼んでいない。

ほんのちょっと、わたしは彼の左脚先を軽く触れて浮かせただけ。

そうすると、この形のままになるのだ。

この脚の位置・・・

何かみなさん、思い当たるふしはないでしょうか??

そう、これ

この脚の形って、


イスに座って仕事をしている時の脚の位置であり形


なのです。

そして、

このカラダは、

もっと言うとこのカラダの脳は、

この脚を曲げているこの形がノーマル設定になってしまっているということ。

脳の認識の設定上、この形でこの状態で自らの脚を固めてブレーキをかけているのが、デフォルトの設定になっているということ。

つまりは、

自分の筋肉で自分の脚の動きを固めてブレーキをかけている状態から、
その状態の脚を別の脳からの指令で動かしている。

そして、もっと恐ろしい現実が

起きていて、意識も当然ある状態でこれなわけだのだから、

このカラダは、当然このモードのままで毎晩睡眠状態に突入しているということ。

要は、

帰宅し、ベットに横になり眠りについたとしても

脳の認識としては、ずっとPC作業で仕事をしているままなのだ。

実際のカラダの状態と、脳が認知している状態のズレ。

そう考えると、冒頭に記した【認知症】の定義で言うところの

さまざな原因により脳細胞が死んだり働きが悪くなって記憶・判断力の障害が起こり、

生活に支障をきたす病気・・・

で、言うところの

さまざまな原因

ってやつは、実はカラダの問題なんじゃないかと。

むしろ、

認知症ってやつは、


【自分の脳が、自分の身体を認知できなくなってくるところから始まる】


そう思えてくるのです。


認知症は、すでにもうカラダから始まっている。

現に、この同級生の脳は自分の左脚を認知できていない。

今、この世の中で認識されている【認知症】ってやつは、


お医者さんが言うには、脳の病気らしいですが、

それは脳に多大な問題が起き始めてようやく明るみにでるのだけであって、

その内側では、身体のなかでは、

もうとっくに

【カラダの認知症】

は進行している気がするのですよ。

でも、

逆に言えば、


認知症はカラダから変えていけるってこと。

未来の病におびえるよりも、

今の自分という存在と状況を正確に再認識する。

それが、身体調律の第一歩でもあるのです。

【カラダは、最高のエンターテイメント】