試験時のひらめき?
2022.12.08 01:00
過去、志望校に合格した
生徒を見て、その生徒が
解いた入試問題を見ていると、
「必然合格だったな」と思う時と、
「なぜこの難易度で
合格できたんだろう?笑」と
思う時があります。
後になって入試問題を見て、
「素なら解けたかどうか
ギリギリわかんないな」
みたいな問題もあるんですが、
なんとか突破しないと
合格点に届かないだろうと
思われる問題でもあるんです。
試験中、なんとかしたんでしょう。
附属の場合は部分点も着実に
得ていったのだと分かります。
そう考えると、合格していった子は
局面局面で自分のギリギリの戦いが
入試時にはあって、それを
乗り越えた果てに合格したんだろうかな、
なんて思いました。
特に難問が多い年を考えると、
私は試験に送り出して終わりですが、
生徒たちは、その試される現場において
一皮二皮剥けて、果てに合格を
もぎ取ったのですよね。
たくさんトレーニングした果て、
ギリギリの問題を相手に閃く感覚、
中学受験をそういう目でみると、
悪いものではないな、なんて
思ったりもします。