血液の役割
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は貧血について説明していきます。
激しい運動、強度の強いトレーニングは貧血の発生率が高くなります。
貧血は血液中の赤血球や酸素の運搬を担うヘモグロビンの減少により起こります。
激しい運動が原因で起こる貧血を
運動性貧血と呼びます。
運動性貧血には下記の2種類があります。
鉄欠乏性貧血
・赤血球の産生に必要な鉄の貯蔵量の不足や欠乏によって起こります。
溶結性貧血
・免疫系機能が異常をおこし赤血球を異物であるかのように攻撃する自己抗体が産生され赤血球ることにより起こります。
貧血は酸素運搬能力を低下させるため運動機能に大きな影響を与え、息切れ、めまい、動悸、などの症状が起こります。
血糖
食事によって体内に入った糖質はグルコース(ブドウ糖)に分解され血液中に放出されます。
血液中のグルコース濃度を「血糖」と呼びます。
血糖は一定の濃度に保たれエネルギー源として使われる機会に備えています。
人間は摂取した糖質が多ければ血糖を下げ、少なければ脂肪からグルコースを作りだすなど血糖値を調節します。
CPK(クレアチンフォスキナーゼ)
血液は身体の状態を表すバロメーターです。
血液検査ではCPKの数値を測ることで筋肉のダメージを推測できます。
CPKは骨格筋や心筋に多く存在し、激しい運動によって筋繊維が壊れると血液中に放出されます。CPKの急激な上昇は心臓疾患や脳の傷害など、さまざまな病気の有無を探る目安になります。
鉄欠乏性貧血を予防・改善するためには、ヘモグロビンの材料になる鉄をしっかり摂取することです。
現代では食物に含まれる鉄が少なくなった上、加工精製の過程で鉄をはじめとするミネラルが失われたりして、食品から十分な鉄が摂取しにくい食環境にあります。しかし、鉄補給の基本は食事。鉄を効率的に摂る工夫をしてたっぷり摂取しましょう。
忙しいからといって炭水化物に偏ったメニューを選んだり、ダイエットのためにと食事を減らしたりすると、鉄の摂取量が少なくなるので注意が必要です。栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
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