フレッシュマン研修のテキスト作成
3月末のこの時期は、4月から始まる新入社員のフレッシュマン研修の資料の見直し、作り直しなどにかかっております。
今テキストが出来上がったのは、入社前にすでにフレッシュマン研修を受けているみなさんへ
10時〜18時の1日かけてみっちり「接遇研修」を行うというミッションのもの。
8時間あれば、新卒者に接遇の接遇の基礎くらいは、教えてあげることができます。
①基本マナー
②言葉づかい・話し方
③聴き方
④電話応対
⑤クレーム対応
のうちの③の聴き方を⑤のクレーム対応とまとめてひとつとして、今回テキスト(資料)を大幅見直して、20ページの大作になりました(笑)。
こういうリニューアルはエイヤ!と気合を入れないとなかなか作る時間がないので、研修が決まっていることで、変更の機会があってむしろ助かりました。
私の今までの資料作成の困りごとは、大きく2つありました。
ひとつめは、もう長年「研修」講師の機会も多くて、資料はたくさん作ってきているけれど、本来の仕事が「研修講師」ではないために(笑)、
クライアントに必要なもので、私ができること、もしくは依頼されて聞き取りをしてオリジナルでその一期一会にあった内容のものを作っていると、その時々の需要でいろんな種類の資料がたくさんできてしまいます。
初期の頃(15年くらい前)と今では随分自分の好みの傾向も変わり、今のほうがだいぶシンプルで洗練された(と思いたい。。。)資料を作りますが、昔はKeynote(パワポ)の背景に凝ってみたり文字色に凝ってみたりして、内容はいいけどだいぶ今の私から出てる印象とは別物…。
それをひっぱりだして、ここが使えるな〜、と、今まで抜き出して足して、修正しオリジナルを作っていましたが、そろそろ趣味や好みも確定してきたので、一度ベースを整える意味で、テンプレートとして統一感をもたせたものを作ることができたのは、すごくいい機会でした。
あとひとつの困り事だったのは、
Macintosh(Mac)のPCを使っている人は、往々にして書体とか基本的な配置とかデザイン面がMacのものが好き!というのがあると思いますが、私もその一派でして
Windowsに関するビジネスソフトは、なんだかデザイン面や書体が気になってしまうので、WordよりもPages…。PowerPointよりもKeynote…。というように、
自宅で資料作成する時はMac系のソフトで資料を作成。
相手先がWindows機を使っていて、私の作った元データ(テンプレート)を使って各所好きに利用していただく場合は、そちらのWindows機でOffice系ソフトでで作成。
ということで、Windowsで作っているものとMacで作っているものが私のデータの中に混在しているのが使いにくくて悩みでした。
テンプレートはWindowsでみなさんの業務用に山ほど作っているけれど、自分のMacのPagesでは、そのテンプレートは開かないという(Google Driveなどに入れても変換時に体裁が崩れて、むしろ時間がかかるという。。。)件もあってなんだかモヤモヤとして、同じのをPagesで作り直すという面倒な凝り性…。
しょうもない悩みだけれど、あらためて今まで作った資料をあれとこれをMIXしてなると、体裁くずれてやりにくくってしょうがないというちょっとしたモヤモヤがありました。
Excelだけは頻繁に使わなきゃいけないので、いよいよ一昨年くらいからWindowsのOfficeのクラウドで契約して、Excel、Word、PowerPointだけはMacからも使えるようにして、ちょっとは解消しましたが、基本的には相変わらず、資料やレジュメづくりはPagesで、議事録はWordを使っています。
つまりこの感覚ですよね。
Wordはビジネス的って感じかな?
ビジネス向きといえば、なんだか私はテンプレートを作るのが好きみたいなのです。
みんなが頭で考えていてこんなのがあったらいいな、とモヤッと思うものを、WordやExcelやPowerPointなどで、こんな感じのものでしょう?って表現するのが得意なようなのです。
コーチングとまったく同じで、色々聴き取りをしていると目と頭の間くらいの空間(いわゆる第三の眼ではないかと勝手に思ってる笑)にイメージがば〜っと広がってきて、言葉を図形に展開して平面に落とす、っていうのかな?
最終のアウトプットは、私は絵とか模型とかではなく「文字・言葉」と整理された「カタチ」で出てくるタイプのようなので、落とし込みがテンプレート向きといえます。
コーチングでいえば、相手が言いたかったことの理解や、適切な言葉を見つけるお手伝いができるし、使えるツールがほしい相手にはそのツールの作成でお役にたてることができて、本当にビジネス向きな特技で(笑)、そのように生んでくれたり育ててくれた親に感謝してもしたりないくらい。
まあ、今までMacとWindowsが混在する悩み、昔の趣味と変化してしまって昔の資料を使いにくい、とう点で、いまが資料をリニューアルする時期じゃないかな?
どうせ、フレッシュマン研修は毎年あるし、接遇の研修も今後増えるし、ということで新しい年度に向けて気持ちを新たにしているところです。
せっかく超大作の20ページの接遇テキストとそれの補足のためのKeynote(スクリーンのプレゼン資料)ができたので、新卒のフレッシュマン研修に限らず接遇対応に困っているクライアントに提案してみようと思っています。
さすがタダじゃ起きないしっかり者のヒカルちゃん!!(←得意の自画自賛…)
準備万端!
4月からの怒涛の研修ラッシュが今からとても楽しみです。
ヒカル