曽根海成が先発捕手出場
ソフトバンクキャッチャー足りないよ注意報で
もしものためにと捕手の練習をスタートした曽根海成。
高校の時以来というマスクをかぶり、
福岡大学戦で途中出場ながらプロ捕手デビューを果たしたが
4月2日には四国アイランドリーグとの交流戦で8番捕手と先発出場を果たした。
現行ソフトバンクの捕手陣容は
一軍 甲斐、堀内
二軍 谷川原、九鬼、張本
三軍 樋越(九鬼、張本)
4月1日のように一軍二軍三軍揃い踏みになると
かなりアップアップになる。
樋越も捕手登録ではあるが昨年はDHや内野手での出場ばかりで
ほぼ捕手として出場していなかったので実質5人。
そこに曽根が加わることになった。
達川ヘッドコーチがキャンプ中に
「本気で試合に出たいなら捕手の方が可能性がある」
といった発言をしていたが、
これも一長一短のような気はする。
確かに今宮がどっしりと遊撃手のレギュラー席に座り
ライバルも多い内野陣より捕手の方が一軍ベンチ入りの可能性は高いと言える。
しかし捕手をやりながら内野も守る。
その便利屋のポジションでしっかり両方をベストのパフォーマンスを見せることができるのか?
初先発捕手の高知戦は6回までマスクをかぶり3失点。
打っては2打数ノーヒット。
チームは1-3で敗れてしまった。
起用貧乏で終わるのか、オールマイティ選手として重宝されるのか。
曽根の真価が問われる5シーズン目となりそうだ。
ちなみに楽天はオープン戦で元捕手岡島を久々にキャッチャーで起用。
ホークスから移籍した山下は捕手登録も一塁としても出場する。
ベンチ入り人数が決まっていて捕手のリザーブを考えると
山下、岡島を捕手で使えることで控えの捕手が足立一人でも
采配に余裕が生まれるよなぁ。
曽根もそこまでのポジションに上がれば、工藤監督も使いたくなるだろう。
がんばれよ。