クリニックでのカウンセリングとは
今日はクリニックでのカウンセリングについて書きたいと思います。
クリニックに来てくださる方は
*ずっと悩んでいて、ずっと心の中にモヤモヤがある
*色々なことをしてきたけれど、この悩みから抜け出す糸口が見つからない
*どうしていいかわからない
などの思いを抱えてらっしゃいます。
通常、友達同士、お茶に行ったりするときは ある程度その場の雰囲気もあり
あまりネガティブで重たい話をする感じではなかったり
お互いの近況や思っていることを話すことが多いですよね。
そして、家族に話す場合でも、
話を聞く方がずっと聞くに徹する、というよりは
アドバイスをしたり、解決策を考えるという方向になることが多くあるのではないでしょうか。
または、家族だからこそ近すぎて
「こうあって欲しい」とか「悩んで欲しくない」とかの気持ちが出てきて
客観的に捉えるのが難しかったりすることもありますよね。
なので、
「こんなに自分の心の奥底の話をしたことは、よく考えたら今まであまりなかった」
というようなことを言う方もおられます。
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カウンセリングではまず、
色々な思いを吐き出すことが大切ですので、できるだけその思いを話して頂きます。
場合によっては現在の悩みだけでなく幼少期のこともお聞きします。
幼少期の体験はその方の核を作る大切なもので、全てではないのですが、
そこでの体験がキーになっていることも多々あるからです。
そしてカウンセリングと言っても、単なる傾聴ではなく、適時質問もさせて頂きます。
「そう考えたのはなぜですか?」
「どうしてそう感じたと思いますか?」
「この方に対してはどのように感じてますか?」
「その時それをやめなかったのはどうしてなんでしょう?」
「その時、こんな風に捉える方もいらっしゃるかもしれないけど、そうしなかったのはなぜなんでしょうか?」
など、、
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このように思いを言って頂き、質問に答えて頂き、さらにそのお答えに対して質問をして、答えて頂いて、、
を繰り返していると、徐々に問題の全体像が見えてきます。
・その方が苦しんでいるものは何か
・何を大事に思っていて
・どういう基準で日々過ごしていて
・どういうことに恐れや不安を抱いているのか、、
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そして絡まっていた糸が解れるように
抱えている問題点やどのような思いを抱いているかがより明確になってきたら
さらに深い潜在意識にアクセスする手法も用いていきます。
これを行うことで、自分の心の奥底にある感情や思いに自分で気づくことができます。
特に私が大切だと感じているのは、この
「自分の心の奥底から出てきたものに自分で気づく」というところです。
自分から出てきたものは、違和感がないので腑に落ちやすいのですね。
反対に誰かにアドバイスされた時などは
そうだなと感じることもあると思いますが、違和感を感じることもあると思うのです。
アドバイスはありがたいことでもあるし、それはそれで大きな学びを得られることもありますが、違和感が出たものというのは、自分の心の奥底は否定していることだったりもするのですよね。
だからあまり腑に落ちなかったり、そのアドバイスに逆に縛られるような気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
でも自分の奥底にあるものに気づくと、
同時に大きな癒しを得ることもできるのです。
潜在意識から出てくるものというのは
ただただ温かく、その方にとって今一番必要なものが、
その人の心に染みるような形で出てくるからです。
このようなカウンセリングを行った後の患者様の表情は
とてもスッキリされ、表情が柔らかくなっておられます。
そのような光景を見るたびに
この瞑想法の凄さや潜在意識の凄さ、
そしてご本人の「自分で良くなっていく力」の凄さを
感じずにはいられません。
今苦しみの渦中にある方も
カウンセリングをお受けいただけたらと思っています。
お気軽にお問合せください。