Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission2-②

2018.04.03 08:35

「手、離せよ」





臣は俺の手からiPhoneを取り上げた。





「おい」





「一緒にいる時はLINEのチェックすんな。

サシ飯のマナーだろ?」





「…ごめん」





「お待たせしました‼」





追加の酒が来た。





俺のiPhoneは臣の手にある。





恭介…心配してんだろな。





たまには…いいか。





「まだ付き合ってんの?」





不意をつかれてびっくりした。





「誰のこと?」





「麗しのマッドサイエンティスト」





「…その言い方、やめろよ」





「やっぱ続いてんだ」





「臣には関係ない話だろ?」





俺はぐいっと酒を流し込んだ。





「あいつはやめた方がいい」





かっと頭に血が上がった。





「よくも知らないくせに、そんな言い方すんな!」





恭介は優秀な科学者だ。





そりゃ、男色家ってところは普通じゃないけど…






マッドサイエンティストだなんて…





「怒った?」





「俺、お前と喧嘩しに来たんじゃない」





「言い過ぎたよ。悪かった」





臣はそう言うと長いまつげを伏せた。





駄目だ…





飲まずにいられない…





俺は、ぐいっとグラスをあけ、勢いよくテーブルに置いた。





カラン…と氷の音だけが響く。





「おかわり言うけど、お前は?」





「俺はまだいい」





「すいませーん!酒追加で!」





恭介の忠告も忘れて、大量の酒を食らった。





to be continued…