Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission2-③

2018.04.03 14:10

「既読にならない…」





恭介の首根っこに細くて白い手が絡みついた。





「せんせ…さっきからスマホばっか見て…続きやんないの?」





研究所のスタッフで美少年と評判の高い雅

(みやび)。





大学を出て研究所に来てから1年になる。





華奢で女と見まごう大きな二重の目。





髪はブラウンでセミロングのボブ。





もちろん髭など一本も生えていない。





小さな腰を恭介の膝に乗せ甘えている。





「僕より、彼が気になる?」





雅が恭介の手からスマホを取り上げた。





「返しなさい」





「やだ」





雅は立ち上がり、教授室内の診察台に座った。





白衣の下に着ている薄いフリル付きのシャツの中に、恭介のスマホを落とした。





「返して欲しかったら、服脱がせなきゃね。

せんせ♪」





「……」





恭介は立ち上がり、診察台へ歩を進めた。





「おーい!boss呼んだか?」





外の通路からRYUJIの声がした。





「あん!邪魔が入った」





雅が親指の爪を噛んで舌打ちをした。





「出掛けるからそこで待ってろ」





「ラジャ、早く済ませろよ」





恭介はつかつかと雅の前に歩み寄った。





「せんせ…行っちゃやだ!」





恭介は何も言わず、雅の唇を塞ぎながら、シャツの上から手を突っ込んだ。





「ふん…せんせ?」





スマホを奪い返し、雅から離れた。





「しないの?」






「こっちは遊びじゃないからな」





後ろ向きに雅を冷ややかに見て、恭介がそう告げた。





「意地悪…」





雅はヘタっと診察台に座った。





恭介はそれ以上何も言わず、教授室のドアを開けた。





「RYUJI、行くぞ」





「all right♪」





to be continued…