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Women's LIFE & BODY|とみよし美里

ヨガとスポーツの違いって

2018.04.03 10:07

このページは私の個人的なページなので

少しずつ、自分の経験や思っていること

とっても個人的なことも綴りたいな、と思います。

興味のあるかただけ読んでください。



私は、インドのヨガの研究をしている機関で、ヨガの源流や効果を学んできました。

それは、西洋医学で言う、『医学書』を学んできた、ということです。


20年以上昔からヨガを行っていていましたが、日本にはヨガが分かる学校も本もなかったので

ここにたどり着くには長い時間がかかりました。

途中には、その教えられることについて疑問を抱きながら学んでいた時代もありました。

それほど、実際のヨガを学べる日本のスクールは、あまりなのです。


知識ベースで教えてもらえるところがなく


その中心となる講師の経験ベースであるのです。

しかも、その講師が源流を知らぬまま自分流というものを伝えてしまっている。

エビデンスのないものを広めている・・・


悲しい事実でした。


近年は『ヨガをする』ということが、物珍しいこと、変わった人が行う事ではなくなってきました。

本当に多くの人が『ヨガ』ということに触れられる時代になったのだと思います。


ただ、ヨガがスポーツの種目の一つとなっているもの事実です。

しかも、スポーツにもなっていない本来のヨガの効果がでない内容となっているのが現実だと思います。

スポーツが悪いといっているのではなく、スポーツで得られる効果も起きないとても中途半端な感じです。


私はそれを残念に思います。



ヨガは

自然療法に似合う方法です。

自然療法は何か操作したり付け加えるのではなく、できるだけ省き抜いていく、自分に内在する細胞や精神を尊重していく手法。


実際にヨガから得られる効果は

身体面では

筋骨格系・神経の伝達が良好になります。元の機能を取り戻す、というような感覚です。そして、自立神経系が良好になる、というのが大きな特徴です。

その結果、ホルモンのバランスが整ったり、体重が減る人は減ったり、病にかかっても抵抗できる免疫力が発揮できるようになったり、血流が良くなることで筋骨格系の悩みが解消できる。などなど。という仕組み。

簡単に言うとです。


精神面では、

インドでの心のコンセプトと日本でのこころのコンセプトは大きく異なりますが、感情や精神の安定が生まれます。具体的にはそこを司る脳の機能が正常になるというものです。


その手法がありますが、

手法自体は、とても簡単です。

簡単だからこそ、以上のことができるのです。


そこにある

問題は、

実際に考えてみると

『静』を中心に進んでいくので

エンターテイメント性がないということ。

=場所を選ぶ

=先生、になる時間がかかる

⇒商売性にかける


などということでしょうか。

なので、様々な人を介し色々なものを付け加え形が見えなくなってしまうほどの

現状の『YOGA』ができあがったのです。


元々は

達成・成功

自分以外の軸・時間軸

人の指示

自分を囲む世界

喜びだけを求める

喜怒哀楽

自分を飾るアイテム


そういうものに何らかの不具合・疑問を感じ、そこから解放すべく

自分の帳尻を合わせるべく

『自分』というものを取り戻すためにヨガがありました。

そういうのを求めてヨガを行っているはずです。


綺麗になる、というのを例えにだすと、

沢山のお化粧をする綺麗さとはことなる

すっぴんの綺麗さ、を求めるというような感じでしょうか。


ですが、

いまでは、アジャストというような先生に身体を操作され

先生の力・手を求める

上手にできるようになる、今の身体ではいきつけないところにいけるようになる

みんなと一緒に一斉になにかをする

痩せる

魅せれる身体・恰好をする

達成感を求める

いまの自分を超える・変わる


などなど


ということが中心になっています。


そしてその結果多くの人が怪我をし心に悩みを抱えるといった


ヨガでは起きるはずのない問題がどんどんと起きているのです。



私が、スクールを行うことになった時に

この様なことが起きぬよう

最善の注意を払ってカリキュラムを作成し教えてきました。


卒業した先生たちは

自分のテリトリーで

地域に密着して相手の為になれる先生となっています。

そして、来る皆さんの毎日を支える1時間を提供できる先生となりました。



どうか、これ以上の間違いが起こらないように


私はこれからも学び実践し続けたいと思うのです。


ヨガは、とても気持ちのいいものです。

何とも言えない充足感に満たされるものです。


それを、必要としている人に届けていきたい、そう思います。