時装
おはようございます。
暮らし、味わう。
食を通して豊かなライフスタイルを提案する
セレクトショップ&カフェ テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨日のテマヒマ•ブログで衣更(ころもがえ)
というタイトルの割に衣についてほとんど
語ってなかったので今日は衣、
時装(ファッション)について。
これまでテマヒマと前職の仕事•業界の違いを
書くことが多かったような気がしてるので
どちらかと言えば共通点を。
ファッションと一言で言っても
鮮度、感度、個性といった要素がありますが
年齢を重ねるうちに、
1シーズンしか着れないトレンド(鮮度)よりも
良いものを長く着たいと変化し、
また趣味趣向、好きなテースト固まってきて
自分なりの個性表現が強まると思います。
僕の場合、
ファッション業界の有名コンサルタント
小島健輔さん風に言えば
ワークやトラッドをベーステーストに
マリンやミリタリーテーストをトッピング
したスタイリングと言った感じでしょうか。
書いててちょっと気恥ずかしいのは
何故でしょう?苦笑
全身を1ブランド1テーストで固める人は
いまどき殆どいないと思いますが
器も色んな窯元さん作家さんで食卓を
コーディネートするのが楽しいです。
ファッション同様センスが問われますが。
器が料理を乗せて完成するように、
洋服や服飾雑貨も人が体をとおして完成。
見た目だけでなく素材やパターンが大切。
器も同様だと思います。
アパレルのネット販売で
物撮とモデル撮影がありますが、
器の販売でももっもお料理の載った写真が
あった方がいいのかもしれませんね。
ワーク、ミリタリー、トラッド、マリン
などは様式美や機能美があって
ディティールのちょっと凝ったテクニックが
大好物です。
例えばorslowのシャツの
ガジェットやチェーンステッチ と
前野直史さんのマグカップのハンドル部分。
作る過程の一手間はあるものの
そのディティールには意味があり使いやすく
そして美しい!
柳宗悦の言う、用の美 用即美は、単に
様式美や機能美にとどまらないですが。
衣食住というぐらいですから
衣も食も欠かせません。
食は特にそうです。
そんな食については当たり前なことが
当たり前でなくなってしまっています。
所謂ファッションや手仕事の器は
決して不可欠なものではないですが、
暮らしに豊かさや彩りを与えてくれます。
衣から食へ
ネットからリアル店舗へ
ジャンルやチャネルが変わって
テマヒマを今回立ち上げようとしていますが
底流にある自分の趣味性•嗜好性、
提案したいことは変わってないのでは?
と思います。