Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Haircolorist MORIKEN

それって結局どうなのよ?🌈

2018.04.04 05:16

今日はちょっと難しい話になるかもしれませんが美容師の方は是非是非お付き合い下さい


美容業界に旋風🛀🌈


これですよ🌸


「ファイバープレックス」



「オラプレックス」


このブリーチ処理剤。


どっちがどうなのよ?🤨



って思いませんか?🤨



私は思います🤨



なので実際に調べ、そして使い、どんなものかを出来るだけ簡単にお伝えします👌



まずそれぞれの効果効能ですね



「ファイバープレックス」

(*kamio全店に導入してます)


主となる成分は「ジカルボン酸」(マレイン酸)


ジカルボン酸と言う大元の成分の中のマレイン酸と覚えておいたらいいかと思う🙆‍♀️


このジカルボン酸がブリーチやカラー、パーマ時に起こるキューティクルの剥がれを防ぎます。


ダメージ=キューティクルの剥がれ=髪の毛の繊維のヒビ割れ


なのでその剥がれを防ぎましょう。そして繊維(フィブリル)の割れを防ぎましょうと言うものです。


代わりにわたし達が犠牲になりますよ!的な笑


本来なら絶対にダメージを受けてしまうのですがそれを最小限に抑えてくれます。(ダメージは少なからずあります)


これが「ファイバープレックス」の主な特徴です。



 「オラプレックス」


世界中で愛用されてる。最初にブームを起こした商品


主な成分「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」



なげーよ😴


この成分は日本初らしいよ🇯🇵


このジマレイン酸がs-s結合を再構築するらしい🙆‍♂️


ほんとですかいな👼


なので


「ダメージケア&ダメージレス」!!


が最大の特徴。


カラーやパーマの施術後も一定期間補修を続けてくれるらしい


どのくらい補修能力があるのかはちょっと疑わしいですけどね🕷🕷🕷🕷


こちらもダメージ0ではなくダメージを最小限に抑え、日頃の生活で起こるダメージ(熱とか摩擦とかね)を補修してくれます!と言う事ですね。





ただですね…


高いんですね👨‍🚒  輸入品になるのでどーしても高いですよね。


でもこちらの商品の方が使用量少なくていいんですよね。


まとめ。


どちらもダメージが少なくなるのでどちらでも良いと思う笑


ただ。5.6回ブリーチやいろんな条件でコンディションが悪い場合はオラプレックスの方が「芯」が残る様な結果も出ております。

そこまでの条件はなかなか無いのかと🐤


髪の毛に対しての反応はどちらも似てます。どちらもそれにプラスαの効果があると思ってよいかと👍







「ファイバープレックス」

「オラプレックス」


どちらの商品にも共通してる事実。


わかります?


わかります??


わかります???



どちらも



                   「酸」


なんです。




この酸がアルカリのパワーを少なからずパワーダウンさせちゃいます⤵️


なのでブリーチに関して言えば


ちょっと上がりが悪くなるんです👎



そうならない為の方法もあります。



「ファイバープレックス」


乾いた髪に稀釈したファイバープレックスを塗布し→コーミング→放置→ドライ→カラー



「オラプレックス」

乾いた髪に稀釈したオラプレックスを塗布し→コーミング→放置→ドライ→流し→ドライ→カラー


オススメの方法ですがちょいと手間ですね🐧



そこで!!!!



最初からジカルボン酸(コハク酸)がブリーチに配合されてる商品の登場です。



あれ?


マレイン酸じゃないの?


と思いますよね?


思わなかったらテキトーに読んでたな💢


実はマレイン酸は薬事法で医薬部外品に入れてはダメなんです。


なので同じジカルボン酸でも医薬部外品に混入オッケーなコハク酸に白羽の矢が立ったということです🤨多分ね


*「ファイバープレックス」「オラプレックス」両方共にブリーチに直接混入する事は日本の薬事法ではNG🙅‍♂️です。(海外ではオッケー👌)


ややこしやー笑。


そして


「ファイバープレックス入り」のブリーチは


別で「ファイバープレックス」を入れる物よりも


☆明度は明るくなります


☆以前の物は→髪がしっかりする感じ

   ブリーチinは→しっとりなめらかな感じ


どちらもダメージに対しての効果は同じです。



どんどん良いものが出てきますねー。


なにやら今年??明度がもっと上がる物も登場してくるらしいですよ⭐️


乞うご期待ですね👍


少しでもブリーチに対して怖さや苦手意識があると思いますがこういう商品があることによりそういう悩みが少なくなって行く事でヘアカラーに対するアプローチの幅が広がるし、お客様の選択肢にもブリーチ=ダメージと言う構図がなくなり、そういう抵抗が段々と無くなって行くのではないでしょうか?



こういう商品は大変便利で使いやすく画期的なものである事は間違いありせん。


しかし薬剤に対する


「知識」


が無いとこういう良い効果も間違いなく半減すると思います。



いくらいいものでも誰がやっても同じ効果ではありません。



そこには美容師としての知識、薬剤を扱う知識が必ず必要です。



このブログで最低限の知識が皆様にも少しおすそ分け出来れば幸いです🛀🛀🛀